【感情をコントロールする方法】⑧今の感情に名前を付ける

激しく怒っている時や泣く時には目の前のことしか見えていません。
主観的になっており、自分が一体何を考えているのかということを客観的に全く見ることが出来ない状態です。
こうした子供じみた行動をとってしまわないように、ある感情がバッと沸き上がってきた時にはその感情に名前を付けるようにしましょう。
「私は今激しく怒っている」「私は今泣くという行為をしている」そんな風に事実を客観的に捉えることで、少し冷静になることが出来ます。

感情をコントロールする方法13選!コントロールできない人必見!
(画像=『Lovely』より引用)

【感情をコントロールする方法】⑨言葉を使う

私たちの脳は、私たちが考えている以上に自分の言葉によって考え方が左右されています。
例えば「楽しい!」と言うと悲しい出来事が起こった時でもちょっと楽しい気持ちになれますし、「つまらない」と言うとたとえとても楽しい体験をしていたとしても全てつまらないことのように思えてきてしまいます。
そんなの嘘だーと思うかもしれませんが、本当なのです。
これは行動心理療法で使われている手法でもあります。

感情をコントロールする方法13選!コントロールできない人必見!
(画像=『Lovely』より引用)

「ツイてる」「まあでも、良かったよ」は魔法の呪文

実際うつ病だった人が、「ツイてる!」と呪文のように唱え続けることで病状が回復してきたという事例まであります。
実は言葉の効果って相手だけではなく、自分にも効果を及ぼしているんですね。
ですから、感情をコントロールするためには、悲しいとき「でもまあ、良かったよ。」と、言ってみるようにしましょう。
何かできないことがあって失敗してしまった時、とりあえず「でもまあ、良かったよ。」と口にしてみるのです。

感情をコントロールする方法13選!コントロールできない人必見!
(画像=『Lovely』より引用)

泣くほど悲しいことがあったとしても、「でもまあ、良かったよ」と口に出すことで心理的に楽になります。
それは脳が勝手にその次に続く言葉を探し始めるからです。「まあでも、よかったよ。この失敗は次に生かせる。」だとか、「まあでも、よかったよ。これ以上酷くなることは無いじゃない。」だとか。
前向きになり、建設的な考えをすることが出来るようになるので、不安から発する怒りや悲しみといった感情を抑えることが出来るのです。

感情をコントロールする方法13選!コントロールできない人必見!
(画像=『Lovely』より引用)

【感情をコントロールする方法】⑩「あれよりマシ」で考える

生きているといろんなことがありますよね。
子供ですらさまざまな経験をするというのですから、大人であればなおさらです。
辛い経験、苦しい経験、泣くことも沢山あったでしょう。
悲しみや苦しみに捕らえられた時にはそうした経験を思い出してみてください。
あの時よりもマシと考えると、心理的にも気が楽になります。

感情をコントロールする方法13選!コントロールできない人必見!
(画像=『Lovely』より引用)