④親が先生として指導する

 ある教育者が「子どもに読書をさせたかったら、まずは自分が読書を楽しまないと!それができていない親が多すぎる!」と言っていましたが、料理でも同じことが言えると思います。

 子どもは親の姿勢を見て育ちますから、無理に教えよう、やらせようという姿勢よりも、「一緒にやってみよう」というスタンスのほうが健全。例えば海苔巻き作りにチャレンジして、一緒に失敗してみるというのもアリだと思います。

「どうすれば上手に作れるのかなあ?」と一緒に考えることで、子供独自のユニークな発想や才能を開花させることだってありますから、それを見逃さないことも大切です。

⑤大人サイズの調理器具を当たり前のように使わせる

大人サイズの調理器具、子どもにとっては使いづらいかも? 大人サイズの調理器具、子どもにとっては使いづらいかも?

 子どもは大人と比べると、身長も手のサイズも小さいですよね。つまり、料理をする目線の高さが違い、料理器具の使いやすさの感覚も違って当然です。親がいつも当たり前に使っているツール類が大きすぎる場合がありますから、まずはその点をチェックしてみましょう。

 大金を使って“子ども用”を揃える必要はありません。例えば100円ショップではミニサイズの器具類が豊富に揃っていますから、それらを必要に応じて買い足してみてはいかがでしょうか?

 子どもが安心して使えるようなグッズは他にもあり、ゆで卵メーカーや容器類、イラスト入りのスポンジなどはやる気や好奇心を高めてくれます。

 お子さま専用の料理グッズを買いに行くことも楽しみながら、同じ目線で料理に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ> スギアカツキ 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

提供・女子SPA!



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