【妊娠中の明太子とたらこ】妊娠高血圧症候群

妊婦は明太子・たらこを食べても大丈夫?注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

塩分を取りすぎると高血圧になるのはよく知られている事です。
妊娠中に発症する妊娠高血圧症候群は、普通の高血圧とは原因が違い、まだはっきりとした原因が分かっていません。

はっきり言えば妊娠高血圧症候群は予防の使用がないものともいえます。

ただ、遺伝性や、肥満、妊娠以前から高血圧気味の人は注意が必要です。
妊娠高血圧症候群は胎児にまで危険がおよぶため、医療関係者の間でもリスクが高いと敬遠される症状です。
出産時に大量出血をおこし、妊婦の命の危険が及ぶこともあります。
また、胎盤が正常に機能しないため、胎児に十分な酸素と栄養素が送られず発育不良や、最悪の場合「死産」になることもあります。

妊娠高血圧症候群はきちんとした食生活を送っていてもかかる人はかかります。
でも、そのリスクを高めてしまう塩分の摂りすぎにはくれぐれも注意しましょう。

【妊娠中の明太子とたらこ】塩分を摂りすぎたら...

妊婦は明太子・たらこを食べても大丈夫?注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

明太子やたらこの100gの塩分含有量は5-6g。
半分の量を食べて2.5-3g、毎日食べるものではないので、そこまで気にする必要はありませんが、1/4腹を時々食べるくらいなら問題ないでしょう。

しかし、明太子やたらこだけを食べているだけではないので、そのほかの食品の塩分とも合わせて考える必要がありますよね。

もし塩分を摂りすぎたな...と思ったらカリウムを多く摂取しましょう。
カリウムは体内の塩分を体外に排出し、高血圧を予防する大切な栄養素です。
積極的にカリウムを摂ることで浮腫みも予防することもできます。

カリウムと、ちょっと多めの水を飲むこと。
塩分を摂りすぎたら体内の塩分を薄めるイメージで食生活に気を付けましょう。
ただ、水を多めに摂ると浮腫みが出ることもありますが、塩分を多く摂ってしまったときは、水で薄めることも大切なのでしっかりマッサージするなど対策を。

【妊娠中の明太子とたらこ】カリウムの多い食品

カリウムを多く含む食品を紹介します。
暑い日は特に汗と一緒にカリウムを出してしまうので、積極的にカリウムを摂りましょう。
倦怠感や筋肉の痙攣もカリウム不足でおこると言われています。

カリウムを多く含む食品

・ふだんそう
・ヨモギ
・パセリ
・アボガド
・バナナ

など。バナナやアボガドは食べやすくてたくさん食べられるのでおすすめです。

【妊娠中の明太子とたらこ】食中毒にも注意

妊婦は明太子・たらこを食べても大丈夫?注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

妊娠中は直中毒にも注意しなければいけません。
妊娠していなくても、食中毒は怖いのですが、妊娠中は食中毒にかかるリスクがグンとあがります。
生魚やしっかり火の通っていない食品は避けるべきです。

明太子やたらこは妊娠中に食べても問題はないと言いましたが、生の明太子にはちょっと注意が必要です。
あったかい炊き立てのご飯に辛子明太子..
もう、絶妙のコンビネーションですが、妊娠中は生よりも焼きたらこをおすすめします。
火がきちんと通っていれば食中毒を起こす菌もウイルスも死んでしまいますから、妊娠中は生を避けるのが基本。

妊娠中は薬も思うように飲めませんからベビーの事を考えて生はちょっと我慢しましょう。