韓国のゴミ袋の買い方

韓国のゴミの分別・排出方法
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

韓国では1995年から全国的に従量制(ゴミの排出量に応じて処理手数料を負担する方法)が導入されており、全ての家庭・事業場は、排出する区の指定ゴミ袋である「従量制袋(종량제봉투、チョンニャンジェポントゥ)」で出さなければなりません。

指定ゴミ袋は、一般ゴミ袋と生ゴミ袋の2種類があり、容量によって価格が異なります。目安としてソウルの一般ゴミの指定ゴミ袋は20リットルサイズが490ウォンほどです。 指定ゴミ袋はスーパーやコンビニで入手することができます。 基本的には販売店が位置するエリアのゴミ袋を取り扱うため、区をまたいだ先でゴミ袋を購入する際は注意しましょう。また、余ったゴミ袋は、購入したゴミ袋販売所にて返金を受けることができます。

さぁ、ゴミを捨てよう!

いつゴミを出せばいいの?

ゴミは区ごとに指定された曜日・時間帯に出します。日本ではゴミ出しは朝にするというイメージがありますが、韓国ではたいていの業者が明け方くらいからゴミを回収し始め、ゴミ出しの時間も前日の夕方以降の夜の時間帯に設定されている場合が多いようです。

どこにゴミを出せばいいの?

韓国のゴミの分別・排出方法
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

韓国では、住んでいる住居形態によってゴミ捨て場所が異なります。

ワンルームや下宿などの小規模住宅や一般住宅に住んでいる場合、区が指定したゴミ捨て場に排出しなければなりません。アパートやオフィステルなどの集合住宅の場合、敷地内にゴミ捨て場があることがほとんど。集合住宅のルールにのっとり排出をしましょう。 2017年頃から、ゴミ収集業者が各家庭の家の前に排出されたゴミを直接収集する「門前収集(문전수거、ムンジョンスゴ)」もスタートしました。これは区ごとではなく、区内の洞ごと、また建物別に異なります。

詳細は、地域を管轄している住民センター(日本の町役場に相当)や各区のホームページ(韓国語)の案内を確認しましょう。外国人の生活サポートを行っている「ソウルグローバルセンター」では日本語での相談にも応じてくれますよ。