韓国で生活していると日本と勝手が違うため、大きな問題ではないものの日常の細々したことに、どうしたらよいのかと戸惑うことがあります。中でも、日常生活にどうしても関わってくるものの一つである「ゴミの捨て方」について。
日本で自治体により分別方法や排出方法が異なるように、韓国でも自治体により多少の違いがあります。ここでは、ソウルの一般的なゴミ出しの方法について紹介しましょう。
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韓国のゴミの分類
日本の燃えるゴミ・燃えないゴミのように、韓国にもゴミの分別ルールがあります。ソウルでは大きく分けると「一般ゴミ」「生ゴミ」「資源ゴミ」の3つに分類されます。
一般ゴミ
一般ゴミは韓国語で「일반쓰레기(イルバンスレギ)」といい、日常生活で発生した再活用できないゴミを指します。
具体的には、ビニールコーティングされた紙類(包装紙など)、油やロウを加工材料とした梱包材、現像した写真、トイレットペーパー、汚れの付着した紙類、枕、クッション、座布団、人形、使い捨ておむつ、防水コーティングされた衣類、下着、草花、少量の木材、落ち葉、硬い種実類、汚れたカップラーメン容器、使い終わったストローなどが該当します。
生ゴミ
生ゴミは韓国語で「음식물쓰레지(ウムシッムルスレギ)」といいます。人や動物が食べ残した飲食物、または食べることができず捨てなければならない食材や飲食物を指します。
回収された生ゴミは、業者が余分な塩分と香辛料を取り除き、主に家畜の食料やたい肥に再利用されます。そのため、動物が飲み込めなかったり栄養がない食べカスは生ゴミではなく、一般ゴミに分類します。 生ゴミと勘違いしやすい品目を確認しましょう。