投資で必ず増えると考えるのは危険

(写真=PIXTA)

投資の勉強をしている人の中には、大きなリターンが期待できない安全資産や、資産の値動きを安定させる分散投資を嫌がる人がいます。また、株や投資信託などは、値上がりするまで持っていれば絶対儲かると考える人もいます。しかし、人生では予想外のことが起こります。資産運用は、増やすことだけを考えるのではなく、さまざまなリスクに対応するためにもよく検討して始めることが大切です。

文・松岡紀史
肩書・ライツワードFP事務所代表/ファイナンシャルプランナー
筑波大学経営・政策科学研究科でファイナンスを学ぶ。20代の時1年間滞在したオーストラリアで、収入は少ないながら楽しく暮らす現地の人の生活に感銘を受け、日本にも同様の生活スタイルを広めたいという想いから、 帰国後AFPを取得しライツワードFP事務所を設立。家計改善と生活の質の両立を目指し、無理のない節約やお金のかからない趣味の提案などを行っている。

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