イスラエル料理の種類 7. サラダ(3品)

【23】チョップドサラダ(Chopped Salad)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

複数の種類の野菜を小さく角切りにて混ぜ合わせたサラダです。 トマト、レッドオニオン、きゅうりが一般的な材料です。レモン、オリーブオイル、ニンニクのドレッシングで和えられます。サラダ=チョップドサラダのレストランもありますが、お店によっては注文の際に「Chopped(角切り)/Green(普通)」を選択できます。余談ですが、レモン、オリーブオイル、ニンニクという組み合わせは、イスラエルの料理の調味料として超定番の組み合わせです。

【24】タブーリ(Tabbouleh)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

パセリをメインに、ミント、玉ねぎ、トマト、ブルグルなどが混ぜられた中東のサラダです。レバノンやシリアが発祥と言われています。レモン、にんにく、オリーブオイルのドレッシングで和えられることが一般的です。とても爽やかな口当たりですが、酢の物のような酸っぱさではないです。表記は「Tabbouleh」「Tabbouli」などです(アラビア語の料理の英語表記は当て字なので複数パターンがある)。

【25】ファトゥーシュ(Fattoush)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

こちらもレバノンが発祥の料理と言われており、チョップドサラダの上に薄いパリパリの揚げパンを乗せたような中東のサラダです。ライトなチーズがかかっていることもあります。イスラエルでタブーリとファトゥーシュは中東サラダの二大巨頭といった印象があります(タブーリがある店にファトゥーシュはほぼ必ずある)。表記は「Fattoush」「Fatush」などです。

イスラエル料理の種類 8. 漬物(3品)

【26】オリーブ(Olive)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

イスラエルのレストランでは複数の漬物が突き出しとして提供されることがありますが、オリーブは中でも代表的な一品です。スーパーでも幅広い種類が売られています。ピクルスもありますが、そうでないものもあります。余談ですが、オリーブオイルはイスラエルの料理に欠かせない食材であり、オリーブ自体がイスラエル伝説の7食材(Seven Species)の一つです。

【27】ピクルス(Hamutzim)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

キャベツ、人参、カリフラワーが入っており、赤みがかかった酸っぱいピクルスです。「Hamutzim」 は酸っぱいという意味があるそうです。 中東のピクルス「トールシ(Torshi)」に似ています。よく、ケバブ屋(シャワルマ)などで無料のサイドメニューとして提供されています。

ピクルスはどんな種類でも一括で「Pickles」と表記されていることが多いですが、「Pickled〜(〜のピクルス)」のように〜で野菜名を名指ししている場合もあります。

【28】ビーツ(Beetroot)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

ビーツは紫色の根菜です。火を通してから冷ましてマリネにしたものが提供されます。 茹でた人参のような食感で、ほんのり甘い独特の風味です。漬物というより野菜料理と言えるかもしれません。メニューでは「Beetroot」や「Beets」と表記されています。余談ですが、イスラエルのレストランで鮮やかな紫色のソースやクリームが出てきた場合、たいていビーツが混ぜられています。

イスラエル料理の種類 9. 調味料(5品)

【29】マトブカ(Matbuka)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

モロッコでよく食べられるパプリカ風味のトマトソースで、アメリカなどでも売っているサルサソースに味がにています。前菜の一部やパンとともに提供されます。表記は主に「Matbuka」です。調味料全般に同じことが言えるのですが、メニューの端にちょろっと名前が書かれていることが多いです。影は薄いですが登場頻度は多いので、覚えておくといいかもしれません。

【30】アンバ(Amba)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

アンバはマンゴーのソースで、イラクやインドが発祥と言われています。ビネガー・ターメリック・チリなどと調合されていて、酸っぱいものが一般的ですが、甘いものも存在します。表記は「Amba」です。

【31】スクッグ(Zhug)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=ja.wikipedia.org トリップノートより引用)

スクッグは中東のチリソースですが、辛いのでホットソースと言ったほうがいいかもしれません。フムスなど他のソースに少量添えられていることが多いです。ケバブ屋などで追加される赤くて辛いやつは、だいたいスクッグです。「Skhug」「Skhoog 」「Zhug」など様々な表記があります。

【32】スマック(Sumac)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

スマックは花を乾燥させて作られた香辛料です。中東系のレストランではサラダなどによくかかっています(【25】のファトゥーシュにもかかっています)。スーパーにもスパイスコーナーにほぼ必ずあります。見た目は日本のふりかけの「ゆかり」とほぼ同じで、味もなんとなく似ています。 綴りは「Sumach」「Sumaq」など様々です。

【33】ザータル(Za'atar)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=ja.wikipedia.org トリップノートより引用)

ザータルは中東全体でよく使われるスパイスの一つです。イスラエルではお土産としてもよく売られています。 香りが強いオレガノのような風味で、白ごまと混ぜられているものが一般的です。レストランでパンに振りかけられている場合もあります。表記はほぼ一律で「Za'atar」です。