イスラエル料理の種類 4. 野菜料理(5品)

【10】なすのグリル(Grilled Eggplant)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

イスラエルの前菜の超定番料理です。焦がしたナスの上にタヒーニがかかっているのが特徴的です。チーズなどがのっている場合もあります。発想が日本のナス田楽に似ています。酸味が少ないババガヌーシュ【4】のような味です(ババガヌーシュにはレモンやオリーブオイルを足すことがある)。「Grilled Eggplant」「Burned Eggplant」などと記載されています。

【11】なすのフライ(Fried Eggplant)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

スティック状にスライスされたフォルムで提供されることが多く、フライドポテト感覚で食べます。お店によっては輪切りを素揚げにしたものもあります。 「Fried Eggplant」や「Eggplant Fries」と表記されています。余談ですが、「イスラエルの経済状況が悪い時に、中東から大量にやって来た移民が肉の代わりにナスを食べたから余計に人気が広まった」という説があります。

【12】ズッキーニのフライ(Fried Zucchini)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

ズッキーニはなすと同じくらい人気です。焼き野菜としてもよく添えられています。フライドポテトのようなフォルムで提供されることが一般的です。「Fried Zucchini」「Zucchini Fries」と表記されます。ちなみにアメリカ英語で「Fries」はフライドポテトを意味します。

【13】カリフラワーのロースト(Roasted Cauliflower)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

カリフラワーを丸ごとオーブンで焼く場合もありますが、ブロッコリーのサラダのように細かくカットされたものもあります。タヒーニがソースとして添えられることが多いです。英語では「Roasted Cauliflower」と表記されています(Roasted=オーブン焼き)。地中海系(ヨーロッパ系)料理のレストランでは、このように豪華に野菜を焼くタイプのメニューが多いように思います。

【14】アーティチョーク(Artichoke)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

チョウセンアザミ(朝鮮薊)という地中海沿岸原産の植物で、つぼみの部分を食べます。丸ごとローストされる場合もありますが、細かくカットしてパスタやピザの具材として使われることが多いです。写真は、ピザの具材として調理されたアーティチョークです。茹でたタケノコを酢漬けにしたような味と食感です。

イスラエル料理の種類 5. 肉料理(4品)

【15】ラムケバブ(Lamb Kebab)

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(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

ラム肉を使ったケバブです。中東系のお店では串に刺して炭火でグリルしたものがよく提供されます。串に刺さず、ハンバーグやミートボールのようなフォルムで提供するお店もあります。香辛料が効いたエキゾチックな味わいで、いかにも中東の肉料理を食べたという感じがあります。メニューには「Lamb Kebab」や「Ground Lamb」と記載されています(Ground Meat=ひき肉)。

【16】クッベ(Kibbeh)

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(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

クッベは肉やチーズをブルグル(Bulgur)という穀物で包んで揚げた料理です。まさしくコロッケのようなコンフォートフードです。中東地域でよく食べられますがレバノン料理としても知られており、イスラエルの中東系レストランによくあります。「Kibbeh」「kubbeh」など表記は様々です。ちなみに、レバノンはイスラエルの北の隣国で、同じく地中海沿岸の国です。

【17】クッベ・ナーイエ(Kibbeh Nayyeh)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

玉ねぎやハーブと生の肉を混ぜ合わせた料理です。食べた感じは日本のユッケに似ています。中東系のレストランによくあり、牛肉やラム肉のパターンがあります。「Beef Tartar(牛肉のタルタル)」や「Lamb Tartar(ラム肉のタルタル)」と記載されている場合もあります。

【18】シュニッツェル(Schnitzel)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

シュニッツェルはドイツやオーストリアの肉料理ですが、イスラエルでも本場並みに食べられます。イスラエルではチキンを薄く延ばして衣に付けて揚げたものが一般的で、冷凍食品としてもスーパーでよく売られています。鶏肉をパン粉で揚げただけなので、子供用メニューとしても人気です。

イスラエル料理の種類 6. 魚料理(4品)

【19】ニシンのピクルス(Pickled Herring)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

ニシンのピクルスはロシアやポーランドといったヨーロッパ諸国でよく食べられる料理ですが、イスラエルでも非常によく目にする料理です。ホテルのバイキングなどでも見かけます。 写真の右にあるのは鯖のスモークです。いくら、たらこ、魚の干物などもポピュラーです。 余談ですが、イスラエルへの移民の数が国別で最も多いのはロシア人/ソビエト連邦とされています。

【20】魚のグリル(Grilled Fish)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

イスラエルは地中海沿岸の海の国なので、淡水魚も含め、魚がよく食べられます。一匹丸ごとだったり、切り身(フィレ)だったりとフォルムは様々です。写真のものは、イスラエル最大の湖「ガリラヤ湖」周辺の名物料理である、タヒーニを添えたティラピアの丸焼きです。

イスラエルでポピュラーな魚は、サーモン(Salmon)、スズキ類(Sea Bass / Labrak)、タイ類(Sea Bream)、ハタ類(Grouper)、ティラピア(Tilapia) などです。

【21】フィッシュ&チップス(Fish&Chips)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

シュニッツェル同様にヨーロッパ全体でよく食べられますが、イスラエルでも人気です。魚を取り扱うレストランには大体あります。写真のものはフィッシュ&チップスとして王道のビジュアルですが、 お店によっては小ぶりの魚を複数素揚げにしたり、パン粉をつけて日本のアジフライの様にしたり、バリエーションがあります。

フィッシュアンドチップスのおすすめ店はこちら⇒イスラエルの人気グルメ!フィッシュ&チップス専門店【Joseph 'n' Sons】

【22】イカのグリル(Grilled Calamari)

「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
(画像=がぅちゃん トリップノートより引用)

アメリカやヨーロッパの一般的なレストランにあるものとほぼ同じです。一匹丸ごとスライスして炒めたり、頭の部分を複数ソテーしたり、バリエーションがあります。前菜として提供されることが多く、サラダの具になっている場合もあります。「Grilled Calamari」「Seared Calamari」と記載されています。