ロボットも活躍、回転寿司の裏側
大手のチェーン店などで導入されているのが寿司を握るロボットです。その種類も豊富で酢飯を握る「寿司ロボット」、海苔で巻かれたイクラやウニなどでおなじみの軍艦巻きを握る「軍艦ロボット」、かっぱ巻きや鉄火巻きを握る「海苔巻きロボット」などがあります。
寿司ロボットは「シャリ玉ロボット」ともいわれ、ご飯を寿司の形に握るものです。1時間に4,800貫も握ることができる機種もあります。軍艦巻きロボットは握られたシャリを海苔でクルッと巻いた形に仕上げます。寿司ロボットと軍艦巻きロボットが一つになったタイプもあります。
海苔巻きロボットは太巻きから中巻き、細巻きまで太さを段階的に調節することが可能であり、具材は手作業で置くものの、細巻きなら1時間で400本ほどを巻くことが可能です。
コロナ禍でテイクアウトが増
回転寿司の原価を考えてきました。お得なネタをぜひいただきたいところですが、現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により自粛を余儀なくされ、回転寿司のみならず飲食店は苦境に立たされています。ただ、お寿司はコンパクトにまとまり持ち運びもしやすいことから、テイクアウトとしての需要も広がっています。
一部回転寿司店では、マンションなどに置かれる宅配ボックスのように人と人との接触をなくした受け渡し方法を始めるなど、時流に合わせた販売方法を取り入れています。外出の自粛が叫ばれ、飲食店での食事も思うようにできない日々ですが、お寿司のテイクアウトで、外食気分を味わってみてはいかがでしょうか。
文・しらいはるか(フードライター)
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