ストップ法の仕組み
ネガティブなイメージより強いインパクトがあれば、マイナス思考からそちらに意識が移ります。例えば、通勤の時に自動車がぶつかりそうになった時は、マイナス思考は吹っ飛びます。このように、インパクトのあるイベントを作ることで、マイナス思考をやり過ごすことができるのです。
また、ストップ法の効果を実感することが重要です。効果がわかれば、自信をもってストップ法を使うことができます。何回も繰り返すと使い慣れてきますので、効果も大きくなってきます。
ストップ法を身につける方法
それでは、ストップ法を身につける方法について説明しましょう。 不安を感じた時に頭の中にあるネガティブなイメージに注意を向けます。そして「ストップ」と叫びます。そうすると、マイナス思考から意識が離れ、頭の中にあるマイナス思考が小さくなっていきますので、ストップ法の効果を実感することができます。これを何回か繰り返すと、ストップ法を使いこなすことができるというわけです。
具体的な方法は次の通りです。
1)マイナス思考のことを思い出す
マイナス思考について、「みんなで自分の悪口を言っている」「みんなが気分を害してしまった」「周りから相手にされない」など、そのイメージを思い出します。
2)アラームをセットする
「1」で思い出したマイナス・イメージに焦点を当てて、3分後にアラームが鳴るようにセットします。
3)具体的な状況に集中する
目を閉じ、「みんなで自分の悪口を言っている」というような具体的なイメージや考えに集中します。
4)「ストップ!」と叫ぶ
アラームが鳴ったら、「ストップ!」と口に出して言います。
5)ストップ法の効果を実感する
そして、頭の中にあるネガティブな考えが小さくなったと感じられたら、それが効果です。
これを2~3回繰り返せば、ストップ法のスキルを身につけることができます。その後は、心の中で「ストップ!」叫びますが、そのうち、「ストップ」と心の中でつぶやくだけで効果が得られるようになります。
まとめ
私たちは、マイナス思考で頭がいっぱいになって逃れられないことがしばしばあるものです。ストップ法は、一旦身につけてしまうと、いつでも使うことができますので、このスキルを身につけることをおすすめします。 心理療法で用いられる方法ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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