最高の人生のビジョンを描くための5つのステップ

では、最高の人生のビジョンを描くための、5つのステップを紹介しましょう。

1.自分が何をしたいのか紙に書き出す

小さなこと、大きなこと、がんばれば手が届きそうなこと、非現実的だと感じることなど、自分が「これをしたら、人生がもっと楽しくなるかも知れない」と思うことを、すべて紙に書き出してみます。

自分のやりたいことがはっきりしている人でも、普段、漠然と頭の中で考えていることをリストにすることで、自分でも意識していない面に気づく機会になります。

2.書き出したものを棚卸ししていく

次に、心からやってみたいことを絞りこみ、優先順位をつけます。優先順位の低いものは「いつかやってみたいこと」というカテゴリーに入れておいて定期的に見直すと、新しい発見があるかも知れません。

簡単な作業ですが、やってみたいことの全体像が、見えてくるのではないでしょうか。

3.実現の手段を考える

優先順位をつけたら、具体的に実現させるための手段を考えましょう。

「今できる可能性があること」と「将来できる可能性のあること」を振り分け、一つひとつ、実現の手段を検討します。実現が難しいと感じるものがあれば、その原因を特定し、対処法を考えます。

4.タイムフレームを設定する

実現するためにはタイムフレーム(短期的・中期的・長期的なゴール)を設けると、ミッションを遂行する指針となります。

また、3つ目のステップで考えた手段に対し、「現時点で有利なこと・不利に感じること」も書きだしてみましょう。

例えば以下のような内容です。

ポジティブでシンプルに物事を考え、いつも心にゆとりをもつ(長期的ゴール)
現時点で有利なこと:何事にも意欲的に取り組む力がある 現時点で不利なこと:人間関係で悩みはじめると、物事を複雑に考えてしまう

技術を磨き、その分野において海外で活躍する(中期的ゴール)
現時点で有利なこと:その分野における知識やスキル、人脈をもっている(向上できる環境がある)
現時点で不利なこと:英語(外国語)を話すことができない

正しい運動と食事で、一人暮らしでも健康的な暮らしをする(短期的ゴール)
現時点で有利なこと:体を動かすことは好き
現時点で不利なこと:残業が多く、夕食の時間が不規則

5.ミッションに転換し、実行に移す

せっかくやりたいことの方向性が見えても、ミッション(使命・任務)に転換しなければビジョンではなくドリーム(夢)のままです。

4で有利と考える項目をきちんと継続しつつ、不利となっている項目についてはミッションとして実行してみましょう。

陥りがちな失敗と注意点

目的や目標は、環境の変化やそのときの心境などの影響を受けやすく、時間の経過とともに変化するものです。長い年月にわたり人生のビジョンとなると、なおさら変化があって当然です。

最近まで熱中していたことに興味を失ったとしても、「自分は一貫性のない人間だ」とネガティブに感じる必要はありません。興味が薄れた理由について考え、全体的なビジョンを調節することが大切です。

関心の対象が変わる時は、何らかの変化が自分に訪れている証拠です。その変化がどのような影響を自分の人生のビジョンにあたえるかに注意し、柔軟性を持って臨機応変に対処しましょう。

また、思い描いた通りにいかないと、途中で方向転換を図りたくなるものですが、本当に自分の人生のビジョンに必要のない要素なのかどうかをしっかりと見極めることも重要です。

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