「iDeCo」(個人型確定拠出年金)で老後に備えよう

公的年金のほかに、私的年金で備えるという手もあります。私的年金には国民年金基金、確定拠出年金や、民間の保険会社などが販売している個人年金保険などがあります。その中でも、2017年1月から、自営業者や企業年金のない企業に勤める人だけではなく、公務員や専業主婦も加入できるようになったのが、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)。加入者は2018年8月末で100万人を突破しました。

iDeCoは、掛け金とその運用益との合計をもとに給付額が決まります。公的年金とは違い、加入は任意なので、自発的に行動することで、将来受け取る年金を増やす一助となるかもしれません。

元気に働くことができ、安定した収入のある今のうちに、月々積み立て、運用することで、老後の生活に余裕が生まれるかもしれません。より豊かな老後を送るためにも、自分で年金を積み立てることを考えてみてはいかがでしょうか。

文・片岡かこ(CAメディア ライター)

【こちらの記事もおすすめ】
老後のための、幸せ貯金計画
「老後のお金」3つのポイント
豊かな老後のための3つのToDo
人生100年時代に必要な「生涯学習」って?
独身女性が安心できる貯金額はいくら?