また、動画内では友田がユニットを組んで「M-1グランプリ」に挑戦する漫才コンビのネタにも言及し、とにかくフリを丁寧に作る友田の作り方に粗品が感心する場面があった。
今回の動画で友田のパーソナリティがしっかり粗品により紹介され、テレビ関係者や芸人において説明書となり扱いやすくなった。粗品が才能を認め、しっかりと売れるための準備を整えてくれたように見える。
◆友田オレはどのようにブレイクするのだろうか?

今回、R-1王者になったことにより知名度があがった中で、歌ネタをさらに進化させることができれば、長く活躍することになるだろう。
そして、友田は歌ネタだけではない魅力も秘めている。友田は、3月14日放送の『千原ジュニアの座王』(関西テレビ)に登場したが、即興ネタの強さも見せた。
さまざまなネタを芸人が一対一でバトルする『座王』は、昨今のバラエティの中でもお笑いレベルの高い番組だ。
その中で、友田は同じくR-1王者の田津原理音を相手に「モノマネ対決」に挑戦。「じじいモノマネ」として「屁をこく前とこいた後、合計2回謝るじじい」という、独特なセンスのモノマネを披露し、表現力の高さを見せ見事に田津原を撃破。
◆「妙にオッサン臭いキャラ」に期待

通常、歌ネタが得意な芸人はトークや即興のネタに弱い傾向にあるが、友田はしっかりとまとめ上げる能力を持っている。トーク力に関しては、『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で発揮。23歳とは思えない落ち着きで、幅広いエピソードトークを披露した。