しかし最近になって映画版として『教場』の撮影が開始されるという。そして「自身」によると、このタイミングで木村作品の撮影がスタートした意味は大きいらしい。

「そもそも今回の問題は、かつての仲間である中居さんがきっかけ。木村さんは尻拭いをしなければという思いもあるのでしょう」
「“縁が深いフジテレビを救わなければ”と決意を燃やしているようです」(芸能関係者のコメント)

 記事によると、“フジテレビを苦境から脱することを願っている”という木村。かつての朋友と恩あるフジテレビを救うための木村の“男気”というわけだ。「自身」お得意の美談仕立て記事であり、かなりこじつけなのも“お得意”技だ(笑)。

中居問題によるフジテレビへのダメージの大きさ

 お次は「週刊女性」。まず笑えるのは「週女」お家芸ともなったアンケート企画。題して「なくなってほしくないフジテレビ番組ランキング」!!! 

 今回もインターネットサイト「Freeasy」で「2月中旬、全国の男女1000人」に実施したアンケートでの結果を報告している。

 中居問題でスポンサーから見放され、番組放送や収録困難がさかんに報道されたフジテレビだが、それでも「作品に罪はない」と実施されたアンケート企画らしい。なんとも安直だが、一応結果を紹介しておくと1位は『めざましテレビ』、2位は『サザエさん』、3位は『人志松本のすべらない話』(特番)だって。

 でも実は、今回の結果ですごいのは「ない」(つまり、なくなってほしくない番組など“ない”)と答えた人がダントツ1位の242票だったことだ。フジテレビのダメージは計り知れない。そんな思いを強くした「週女」のアンケート企画だった。

内田有紀“独立・再婚”報道に見る芸能界の激変

 しかしこの数年、思い起こされるのが芸能界の激変だ。5年前、誰がジャニーズ事務所の消滅や中居正広“性加害”引退など想像できただろう。誰もできなかったはずだ。