未生流大阪支部は設立70周年を記念し、いけばな展「花 そよぎ」を、3月29日(土)・30日(日)に大阪の都市型展示場「マイドームおおさか」で開催する。入場料は無料だ。
また、両日とも13:00~15:00の間で、無料の「生け花体験コーナー」が設置される。
未生斎一甫が創流した流派「未生流」
未生流は、江戸後期文化年間に流祖・未生斎一甫が創流したいけばなの流派。「未生」を名乗る流派は現在数多くあるが、もとを辿れば流祖・未生斎一甫に行きつくそう。
未生斎一甫は、あるがままの自然がただ尊いのではなく、人の手を介することで更なる本質的な美を表現することこそいけばなの本義であるという「虚実等分」を称えてきた。また、幾何学的理論に基づいた花形の中に東洋哲学を融合させることで、それまでのいけばな理論を体系づけている。
会場「マイドームおおさか」について
「マイドームおおさか」は、大阪にある都市型展示場。大阪の中心地に位置しながら、約5,000㎡もの展示スペースを有し、展示会、商談会はもちろん各種イベントや試験などに幅広く利用されている。
施設内には、大ホールだけでなく、セミナーや説明会に最適な6タイプの会議室を用意。多用途に使用可能なレンタルスペースとして、サロンや和室も備えている。
また、バリアフリー設計も特徴。車いす使用者用駐車場や車いす対応トイレがあるほか、貸出用車いすも用意。女子トイレ内などには、ベビーチェアーやベビーシートも設置されている。
さらに、近隣の宿泊施設と提携しており、優待価格で食事や宿泊施設を利用可能だ。「マイドームおおさか」に隣接する「シティプラザ大阪」では、ホテル最上階の天然温泉が利用できる点も魅力のひとつ。
このほか、本町駅より徒歩2分の場所にある「大阪ビューホテル本町」、機能性と利便性を追及した「プリンススマートイン大阪淀屋橋」、「東横INN」の天満橋大手前・大阪本町1・大阪船場東などとも提携している。