本日のクイズは「謎語」の読み方!
素直に「なぞご」と読んでも正解なのですが…
難読漢字にチャレンジ!
「謎語」の読み方のヒントは?
1.「謎語」をひらがなにすると、3文字になります。
2.昔の東洋絵画が好きな人は知っているかもしれません。
3.『「永久の謎語として人類に暗示しつつ』夢野久作「鼻の表現」より引用
正解は…

正解は「めいご」でした!
「謎語」とは、人を迷わすような意味の曖昧な言葉、または謎を含んだ言葉のこと。
もし「なぞご」と読んでも、ほぼ同様の意味です。
現在はあまり目にしませんが、昔の日本文学では多用されました。
特に、夢野久作はこの「謎語」という言葉がお気に入りだったようです。
「謎語」を用いる四文字熟語には「謎語画題」があります。
謎語画題(めいごがだい):音通、類推、象徴、寓意などの意味が隠された謎解きを含む東洋の画題、または華道の生け方。
「謎語画題」の絵画は文人画、華道は文人生けというジャンルになります。
絵や生け花を観賞しながら、どのような意味が隠されているのか謎解きをする。知的レベルの高い大人の遊びといえますね!
「謎」の音読みは「ベイ・メイ・マイ」、訓読みは「なぞ」、漢検2級17画の漢字です。
最後はこの漢字!「繫縛」

「繫縛」と書いて、なんと読むか分かりますか?
若い子がよく使うのは「束縛」(そくばく)ですが、「繫縛」は繋ぐと縛るです。
イメージ的には同じような感じですが、どちらもされる側はうんざりしてしまいますね。
さて、「繫縛」と書いてなんと読むでしょうか?
「繫縛」読み方のヒントは?
「繫縛」とは、自由をうばうこと。 また、運命、罪業などによる苦痛のことです。
束縛は、動き・働きの自由に制限を加えることなので、「繫縛」の方がもうひとつ不自由になってしまいます。
精神的に束縛することも「繫縛」なので、呪いの言葉も「繫縛」に入りますね。