キラキラした華やかな世界に目がくらんで、本当に大切なものを見失ってはいませんか? SNSの度が過ぎた使い方で、自分や周囲に被害があった人も多いようです。

fumumu取材班が、後悔したSNSの使い方を聞いてきました。

①リアルな生活がおざなりに…

「インスタのフォロワー数を増やすことに躍起になって、リアルな生活がおざなりになってしまったんです。友達と出かけるときも、写真映えしそうな場所にしか行きたくなくなってしまって。

大学の勉強にも身が入らなくて、テスト前に手書き加工に夢中になって時間を無駄にしたことも…。おかげでフォロワーは増えたけど、フォロワーが2,000人に到達した瞬間に、『私なにやってんだ?』といきなりむなしくなったんです。

将来インフルエンサーになりたいと思っているわけではないし…。むしろなりたい職業はハッキリしているのに、SNSのせいで勉強もまったくやっていなくて。実際の生活が適当になったら、いくらSNSが華やかでも意味ないよなと思いました」(20代・女性)

②他人の荒さがしに必死

「SNSの中の華やかな人に嫉妬して、あら探しばかりに時間を使っていた時期がありました。投稿に付いている批判的なコメントを見て満足したり、画像加工の証拠を探して何時間も写真をあさったり。

そのときは楽しいと思っていたけど、SNSの中の人を否定していても、自分にはなにも残らないんですよね。SNSでの荒さがしのせいで、実際の生活でも、人の欠点ばかりが目に付くようになってしまいました。

自分に悪い影響ばかり起きているなと気がついてからは、好きでもない人のSNSをチェックするのはやめたんです。それだけで、気持ちがとても穏やかになりましたよ」(20代・女性)