Gブロック
タナからイケダvsはりけ~んず
チャーミングvsヘンダーソン

『M-1』予選のMCとして毎年重責を担ってきた“兄さん”はりけ~んず。昨年の『THE SECOND』では選考会で敗退するという波乱もあったが、満を持してベスト32に進出してきた。対するは、一時は解散危機も取りざたされたタナからイケダ。昨年は同期のガクテンソクが同大会で優勝しており、モチベーションは高そうだ。

23年『M-1』の敗者復活戦で爪あとを残したヘンダーソンと相対するのはSMA所属のチャーミング。18年の解散後、野田ちゃんはピン芸人としてプチブレイク、じろうも漫画家として独り立ちしていたが、23年に再結成。ハリウッドザコシショウの薫陶を大いに受けてきた2人が波乱を呼ぶか。

Eブロック
トットvsハンジロウ
ザ・ぼんちvsモグライダー

こちらも『M-1』ラストイヤーから直行してきたトット。準々決勝が最高成績となったが、関西の若手賞レースではファイナル常連、16年の『NHK新人お笑い大賞』では優勝を果たすなど、その実力は折り紙付きだ。一方のハンジロウは昨年のグランプリファイナル経験者。本戦では金属バットの前に苦杯をなめたが、捲土重来を期す。

芸歴56年のザ・ぼんち。昨年はベスト32でハンジロウに「285-287」の2点差で敗れたものの、会場を爆笑の渦に巻き込んで見せた大ベテラン、今年迎えるのはすでにテレビスターとなったモグライダーだ。昨年の『M-1』ラストイヤーはまさかの3回戦敗退となっているだけに、もう一度漫才師としての実力を証明しておきたいところだろう。相手に不足はない。

23日16時30分~B・Dブロック

Bブロック
モンスターエンジンvsアモーン
ドドんvs三拍子

『M-1』『キングオブコント』ともに2度のファイナル経験を持ち、あくなき挑戦を続けるモンスターエンジン。『THE SECOND』でも初年度から選考会を勝ち抜いているが、23年はベスト32、昨年はベスト16で敗退しており、今年こそファイナルに進みたいところだ。対するのは「最強漫才師」を自称する金色スーツのコンビ・アモーン。今大会随一のダークホースとも見られており、番狂わせなるか。