肌の色や性別の多様性を訴えるだけでなく、幸せの価値観も多様であること、世界は善人と悪人とに簡単に分けられるものではないことも、これからのディズニー作品は謳ったほうがいいんじゃないですかね。『アナと雪の女王』(2012年)のさらに先を行く作品を期待したいところです。

文=映画ゾンビ・バブ