◆初バラエティ番組出演でのときめきポイント

沢村一樹の息子・野村康太
沢村一樹の息子・野村康太 ※テレビ愛知株式会社プレスリリースより
 そのピュアな魅力がとびきり魅力的であることが証明されたのが、トークバラエティ『トークィーンズ』(2月6日放送回)出演だ。2025年再注目俳優として紹介される野村は、大活躍だった2024年にドラマ7本、映画3本に出演。

『トークィーンズ』は初バラエティ番組出演である。女性タレントたちが自由に語り合う同番組の野村康太出演回テーマは、韓国ドラマ。韓国ドラマ好きの野村が、韓国ドラマの名シーンから男性俳優の仕草にときめくポイントを細かく説明する。

 ときめき方が筋金入り。番組内で乙女男子と形容されるように、男性俳優のときめきポイントを恥ずかしがりながらも興奮を隠さずに語る。パク・ソジュン主演の『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)などのキスシーンを例に、注目するのはいずれも男性俳優たちの手の仕草や動作。着眼するところが面白い。

 あぁそう言えば、金子隼也と共演したBLドラマ『パーフェクトプロポーズ』(フジテレビ、2024年)や主演ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』(MBS、2024年)などに出演する野村康太自身もまた手の仕草、特に右手周りに演技のポイントを作る俳優である。

 その意味で初バラエティ番組出演で実証されたピュア男子のときめきポイントが、野村康太その人にときめくポイントになっている。

 5月2日に公開される初主演映画『6人ぼっち』では、今、もっともときめきを供給する人、野村康太がどんなときめきポイントを提示してくれるのだろう?

<加賀谷健>

【加賀谷健】

コラムニスト / アジア映画配給・宣伝プロデューサー / クラシック音楽監修「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu