一方、旧ジャニーズ時代を含めてここ5年以内にデビューしたグループのデビューアルバムを振り返ると、20年1月に同時CDデビューを果たしたSixTONESとSnow Manは、それぞれ翌年に1stアルバムをリリースしており、SixTONESは21年1月発売の『1ST』が初日29.8万枚、初週46.7万枚を売り上げた。そして、Snow Manの『Snow Mania S1』(21年9月発売)は初日から62.0万枚、初週だと84.1万枚と大ヒット。

 また、Aぇ! groupと同じく関西ジュニア内ユニットからデビューに至ったなにわ男子は22年7月に『1st Love』を発売。こちらは初日45.9万枚、初週71.2万枚という高数字を叩き出している。

 なお、なにわ男子の後にはTravis Japanが22年10月に1stデジタルシングル「JUST DANCE!」を配信し、全世界デビュー。23年12月に初のCDアルバム『Road to A』を出し、記録は初日12.3万枚、初週15.3万枚だった。こうした現状を受けて、芸能ライター・阿部ベア氏が語る。

「Aぇ! groupの『D.N.A』は、1日目の売り上げだけでTravis Japanの『Road to A』の初週記録を超えています。ただ、SixTONES、Snow Man、なにわ男子のデビューアルバムほどの勢いはなく、少々物足りない感は否めません」

Aぇ! group、アルバム売り上げが“イマイチ伸びていない要因”とは?

 そんな今作は、昨年12月13日にリリース日が判明。今年1月31日には、Aぇ! groupが所属するユニバーサル ミュージックの公式サイトで「リリース記念イベント&お見送り会」の開催を発表した。

 これは、初回限定盤A・B、通常盤のCDケース付属の帯裏に記載されているシリアルナンバーを使って応募するキャンペーンで、当選者は東京・大阪で開催される「リリース記念イベント&お見送り会」に参加できるとのこと(A賞/抽選特典)。後日、ストリーミングでの配信(B賞/全員特典)も行われるそうで、同じシリアルナンバーを用いて形態別の特典動画も視聴できるという。