Maiさん「私はもともと、次に付き合う人は結婚を考えられる人がいいと思っていました。なぜ結婚したかったのかというと、特性として感情の起伏があるので、明日別れるかもしれないパートナーと一緒にいるよりも、家族として社会的な結びつきがあったほうが、自分が安心できるかなとの考えからです。
また周りでは、10歳くらい年上のご夫婦で、不妊治療に悩んだり、不仲といった話題を耳にすることがありました。それなら、早く結婚したほうが価値観のすり合わせもできるだろうし、5年たって離婚しても27歳とかなので、とりあえず結婚するのが良いかな、という判断に至りました」
一般的には、新社会人になりたての年齢は、まず仕事や社会的なスキル習得に時間を割くことを考える人が多いです。ただ2人の理由を聞くと、確かに早くに結婚することの合理性も感じます。
Naoyaさんは過去の記事(1本目リンク)でも、幼少期から論理的な思考や合理性を重んじる特性があると語っていましたが、結婚についても、合理的な視点で決断したということでしょう。
◆「さしすせそ」を言わない女性だから良い!
結婚の決断は「合理性」を考えたものとはいえ、それ以前にまず、お互いに惹かれあう部分があったはず。Naoyaさんに聞いてみると、これまた一貫性を感じる素敵な回答を教えてくれました。
Naoyaさん「Maiは『さすが』『知らなかった』『すごい』『センスある』『そうなんだ』みたいな、異性をただ褒める「さしすせそ」を言わないのが、好きになったポイントの一つです。僕はこういった中身のない言葉を使われると、逆にバカにされているように感じてしまうんです。似たような理由で、相づちを打つだけで聞き役をしている、みたいな会話も苦手です。
人とは言葉のやり取りを持ってコミュニケーションを取りたいし、もっと言えば、感情の共有よりも、情報の共有といった、論理的な話がやっぱりしたいんです。Maiは論理的な話にちゃんと論理的に返してくれるので、心地よいなと感じます」