『法廷のドラゴン』上白石萌音×高杉真宙は、今のところ当人同士に恋の予感を感じることはできません。
上白石×高杉のコンビが、ビジュアル・キャラともに愛らしくて尊いのが本作の魅力です。
筆者の個人的な好みとしては不要かと思いますが、周囲(特に上白石の父・田辺誠一)が「ふたりが恋愛関係に発展するのではないか?!」とやきもきするシーンもちらほら。今後の展開次第ではありなのかもしれません。

初回から田中圭が川口の元カレとして登場して、明らかに三角関係に発展するフラグ。恋愛テーマ好きの視聴者のために制作されたようなドラマで、存分に胸キュンシーンが楽しめます。
◆自然な流れなら、“恋愛要素”はあってもなくてもいい
男女バディであっても、もしくは同性同士のバディであっても、自然な流れであれば“恋愛要素”はあってもなくてもいい。テーマや登場人物のキャラクターによって、様々な描き方があっていいということではないでしょうか。
結局、私たちドラマ好きは恋愛要素があろうとなかろうと、そこに納得感があれば良い。ただ面白いドラマが観たいのです! 今クールの男女バディ×事件モノも、それぞれに楽しみたいと思います。
<文/鈴木まこと>
【鈴木まこと】
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201