前述の動画内で、堂本は「それって、俺は『ファンが誤解を生むな』と思って見てたんだけど。歌がうまけりゃいいわけじゃないじゃん。踊りがうまけりゃいいわけじゃないじゃん。我々はダンサーでもないし、シンガーになるために頑張らないといけないんだけど。でも、それだけじゃないじゃん」と熱弁。
ジュニアのCDデビューにあたって、会社側が評価基準を持って進めていくのは「必要なこと」だというが、「すごい言葉足らずだなって。すごく上手じゃなくたって、光る子ってたくさんいるじゃん。この世界でやっていく上で」「我々プラスアルファ、『新しい子たちも一緒に応援しよう』って思ってる人もいるわけじゃん。そういう人たちに誤解を招くコメントだなと俺は思って。そうじゃないんだよ~っていうところは、伝わるといいな」と、福田社長のコメントに苦言を呈した。
さらに、「そんなこと言ったら、俺だって別に(最初からダンスが)うまかったわけじゃないし」「踊りながら、首すわってなかったんだから」とも自虐。あらためて、「誤解してほしくないな。俺もこの会社に残ったのであれば、そこは『勘違いしちゃいけないよ』って(伝えていきたい)。会社にも思ってほしいし」と胸中を明かし、ふぉ~ゆ~の面々も共感している様子だった。
「光一くんの言う通り」「さすが」とファンから称賛の声
ちなみに堂本は、今回のYouTube動画だけでなく、3月4日発売の「日経エンタテインメント!」25年4月号(日経BP、以下『日経エンタ』)内の連載コラム「エンタテイナーの条件」でも福田社長のインタビューについて言及している。
同誌ではtimeleszの新メンバーオーディションの話から発展し、“表現の世界は実力だけで物が測れるものではない”との私見を示した。その上で、堂本は前述の福田氏の発言について「あのコメントだけでは言葉足らずと言わざるを得ません」とピシャリ。アイドルは何よりも「人に愛されるのが仕事」であり、ダンスや歌の評価以外の部分で“光る子”が「絶対にいる」と断言した。