「同じく『日経エンタ』24年5月号のインタビューで、『福田社長に求めること』を問われた際は『もっとコンサートや舞台の現場を見に来てほしい』と要望を出していました。加えて、『僕が新会社に対して勘違いしてほしくないなと思っているのは、KinKi Kidsにせよ誰にせよ、各タレントが作り上げてきた歴史は前の会社で作り上げたものであって、新会社のものでは決してないということ』との意見を述べていたんです」

KinKi Kids・堂本光一、「こんな優しい会社ない」――STARTOに感謝のワケ

 ただ、堂本はSTARTO側への感謝の言葉も口にしている。彼は「日経エンタ」などでSTARTOとの契約が済んでいないことを公表してきたが、今年1月29日に行われた中山優馬(1月31日付で退所)のコンサート『YUMA NAKAYAMA LIVE TOUR 2025 Wings For The GOOD VIBES』にサプライズ出演した際に、「こんなところで話していいかわからないけど」「新会社にサインした」などと宣言し、ファンを驚かせた。

 3月11日配信の「ふぉ~ゆ~【素の光一君公開動画】焼肉前編」では、自身の契約問題に関して「ここまで会社のほうも真剣に内容についてお話し合いして、契約は結べてない状態だけど、面倒を見てくれてたの。それって、俺からするとすごい感謝すべきこと」だとしみじみコメント。

 続けて、「これだけ長く(契約を)してなかった。だけど活動はしてたよね。もちろん(契約を)しようってことは動いてたし。あとは中身、本当に細かいところをどう決めるかっていうところだから。(その期間もSTARTOは自分の)面倒は見てくれてたわけじゃない。それって、こんな優しい会社ないよ! そういった意味では」とその言葉の真意を明かしつつ、STARTO側の配慮にありがたみを感じていたのだった。