◆何でもバランスよく楽しむ、趣味なし人間だっている

 美紀さんはアニメも好きでした。本人は「詳しくないですよ」と強調するのですが、『葬送のフリーレン』『BLEACH』『進撃の巨人』などは観ていたそうです。

スマホを眺めながら考える女性
 他にも、誘われればわりと何でもやってみるタイプで、学生時代の部活も誘われて入部。中学はテニス部、高校はバレー部でした。今はジムに行く程度ですが、体を動かすことは好きだそうです。

 インドアもアウトドアもバランスよく、何かを熱心にやるわけではないけれど幅広く興味を持つ方なのです。

 そこで、プロフィールを次のような感じにまとめ直すことにしました。

◆特定の趣味などなくてもいい、人柄の方がずっと大事

「体を動かすことはわりと好きで、バレーとバドミントンをやっていました。

 スポーツ観戦も好きで駅伝やワールドカップなどは観ます。詳しくはないですが、スタジアムで観戦する雰囲気は好きなので、一緒に行けたら嬉しいです!

 アニメも好きで、広く浅く話題作はいろいろ見ています。好きな作品は『葬送のフリーレン』『進撃の巨人』などです。

 好奇心旺盛で、誘われると割と何でもやってみる方です。何かおすすめがあれば教えてください!」

 相手に合わせる協調性がある人柄をアピールできるのなら、特定の趣味などなくてもよいのです。むしろ、人柄の方がずっと大事なのです。

◆「趣味:カフェ巡り」なのに「デートがスタバ」はあり?"

 麻衣さん(仮名・28歳)という女性は、主にマッチングアプリを使って婚活しています。あるできごとをきっかけに、プロフィールの趣味の欄に「カフェ巡り」「映画」と書いている男性が嫌になって、避けるようになったそうです。

「趣味でカフェ巡りって書いてるくせに、実際に会うとスタバでも行く?って言ってくる男性が多いんです。もちろんスタバもカフェで、間違いじゃないけど、スタバとかチェーン店にしか行かないのに、『カフェ巡りが趣味』と言えるのかなと思いました」