頭が回らない脳の疲労は体の疲労

(画像=『lovely』より引用)
頭が回らない、働かないのは、脳が酸欠状態、または脳が疲れている状態だと言われますが、脳の疲労は体が疲れている事が原因であることが多いです。
そもそも脳は、神経系を構成する細胞で出来ており、脳自体が「疲れる」ということはありません。
腕や足、首、肩、腰などの体の筋肉の疲れが脳に伝わり、「疲れた」と感じさせているのです。
つまり、頭が回らない、と言うのは、脳に直接的な原因があるのではなく、体や筋肉に頭が回らない原因があると考えられます。
仕事や家事、育児で体力が消耗されていたり、睡眠不足や過密スケジュールで体がゆっくり休息できていない時に、頭が回らない、働かないと感じる事が多くないでしょうか?
体の疲れが溜まっていると、精神疾患などの病気にも繋がってきますので、「頭が回らない」と感じた時は、早めに体をしっかり休めてあげる事が、改善方法としては一番ですね。
体の疲れのサインは目の疲れ

(画像=『lovely』より引用)
体が疲れていると頭が回らなくなる、と先にも書きましたが、体力的には疲労を感じていないのに頭が回らない、というケースもあります。
体の疲れが慢性的になっている人は、「疲れた」と自覚していない人が多いです。
そのような人の場合でも、目の疲れを感じる事はあるのではないでしょうか?
なんとなく目が重かったり、目がかすむ、視野が狭くなるなどの、眼精疲労も、体の疲れのサインです。
人は視覚による情報収集を絶えず行っています。
そのため、意識していなくても、目は常に酷使されています。
ですので、目が疲れて視野がぼやける、とか、視力の低下を感じると、視覚からの情報が十分でなく、頭が回らない、働かないなどの症状が表れます。
これは、体が疲労しているサインですので、意図的に体を休めてあげる事が大切です。