業スーは、安いだけじゃない。

 食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 みなさん、キャベツを買えない日々が続いていませんか? 野菜のみならず、食料品の高騰が続く中、家計をやりくりするのは大変ですよね。そんな状況下で頼れる存在といえば、業務スーパー(以下、業スー)ではないでしょうか。

業務スーパー 食品
野菜高騰の中、業スーの冷凍野菜は激安だと大人気になっています
 もちろん業スーも値上げはしているものの、冷凍ブロッコリー500gが181円、冷凍ミートボール1kgが397円という目をこすりたくなるような安さなんです。うーん、やっぱり魅力的!

 しかしながら、大容量はいらない、料理の工夫が苦手という人には、やりくりが面倒な場合も。つまり業スーの食材は歓迎されないケースもあるようです。そこで、そんな方々に向けて、業スーの正しい魅力をお届けできないかと考えました。

 それは、業スーは“大容量で安い”だけではないということ。安さを武器にしながらも、もっと便利で少数世帯でも無理なく使えることができますから、今回は業スー食材のうれしい活用術をご紹介したいと思います。

◆業スー食材をうまく使えば、たった10分でお弁当作りができる

チーズインつくねハンバーグ 473円(税込)
 結論から先に言いますと、業スー食材を賢くチョイスすれば、お弁当作りがたった10分で実現するということです。

 業スーでは自社が持つグループ工場で製造した冷凍食品やチルド惣菜が続々登場。丁寧にひとつひとつ試していくと、オリジナル商品のクオリティやおいしさに驚かされます。

 ラインナップは、コロッケ、焼き鳥、肉おかず、魚の煮つけまで多岐にわたり、それらの多くは、子どもからお年寄りまで愛されるようなものばかり。そして、“すぐに食べられる”、“簡単調理で食べられる”ことが最大の強みになっているのです。