
出産後は姑のいびりも一段と激しいものとなり、慣れない育児のストレスなども重なって小さな円形脱毛症ができてしまうほど追い込まれてしまいます。
それでも必死に我慢していましたが、ある日、姑がなかなか泣き止まない子供に向かって「うるさい!」と大声で叫んでいる姿を見て、このままではダメだと決断します。
「ある晩、思い切って主人に相談してみました。私とお義母さんが上手くいっていないことに薄々気づいていたらしく、何度も謝られました。その後、彼はすぐに実家に行き、(あかねさんに対して行った)今までのことを謝り態度を改めるように、厳しく言ったようです。
けど、お義母さんは反省するどころか『何で告げ口なんかするの!』と次の日怒鳴り込んで来たんです。チェーンをかけていたから合鍵を持っていても中に入られることはありませんでしたが、『お前なんか嫁として認めない! 息子と早く別れろ!』とまくしたてられました」
あかねさんはその一部始終をスマホで撮影。夜、帰宅した夫にその映像を見せると、「もう無理だな……」と何やら決意した様子で再び実家に1人で向かったといいます。
そして深夜に戻ってきた彼から、しばらく子供を連れて自分の実家に帰るように言われました。

◆住所を教えずに引っ越し、現在は半絶縁状態
「戻っていたのは半月ほどですが、彼はその間に引っ越し先を決めていました。場所は隣町にある会社近くのマンションでしたが、お義母さんはもちろん、その言いなりで空気状態のお義父さんにも住所は教えず、それから家に突撃されることはなくなりました」
また、夫からの指示で姑からのLINEをブロックし、電話も着信拒否。引っ越した1年後には転勤で四国から離れることになり、現在は義実家から飛行機でしか行くことができない距離の場所に住んでいるとのこと。