乾燥肌と脂性肌の違い

①乾燥肌は水分と油分が少ない

乾燥肌は、お肌の水分と油分が少ないです。そのため、お肌にみずみずしい質感がなく、手で顔を触るとカサカサしています。空気が乾燥する季節は、顔に粉をふくことがあります。脂性肌と違い油分が少ないので、お肌にツヤ感がありません。

②脂性肌は水分と油分が多い

脂性肌は、お肌の水分と油分が多いです。水分量が多いため、乾燥肌と違いお肌にツヤ感があります。脂性肌は、オイリー肌とも呼ばれます。油分が多いので、化粧崩れに悩む人も多いです。

乾燥肌と脂性肌以外の肌質の種類と違い

①混合肌は水分が少なく油分が多い

混合肌は、お肌の水分が少なく油分が多いです。普通肌と違い、水分と油分のバランスが整っていないので、お肌がカサカサしたりゴワゴワしています。混合肌は、インナードライとも呼ばれていてお肌の内側が乾燥しています。

②普通肌は水分と油分のバランスが良い

普通肌は、お肌の水分と油分のバランスが整っています。大きく分けて5つある肌質の中で、お肌の状態が一番安定している肌質です。Tゾーンがテカることもありますが、脂性肌のように汗をかいているようなベタベタした感じはありません。

③敏感肌は水分と油分がとても少ない

敏感肌は、お肌の水分と油分がとても少ないです。乾燥肌よりも、水分と油分が足りておらず、お肌のバリア機能が低下しています。刺激に弱く、お肌がとても敏感です。

肌質の特徴と見分け方

①乾燥肌は小じわが目立つ

乾燥肌には、小じわが目立つという特徴があります。お肌の水分不足により、小じわができやすくなっているからです。油分も少なく肌ツヤがないため、小じわが目立ちやすくなっています。

日常生活での見分け方は、朝起きた時や洗顔後にお肌のつっぱりを感じる人が多いです。乾燥肌はメイクノリが悪いですが、保湿系の下地を使うと改善される人もいます。

②脂性肌は毛穴が開きやすい

脂性肌には、毛穴が開きやすいという特徴があります。毛穴の状態を確認する見分け方で、脂性肌かどうか知ることができます。毛穴の開きや黒ずみが気になる人は、脂性肌の可能性があります。脂性肌は、お肌の油分が多いので毛穴に皮脂が詰まりやすいです。

そのため、開いた毛穴に詰まった皮脂が肌トラブルを引き起こし、ニキビや吹き出物の原因になります。メイクをした時の肌質の見分け方は、メイク崩れの早さでわかります。脂性肌は油分が多いのでお肌にツヤ感はありますが、皮脂ですぐにテカりメイクが崩れてしまいます。

③混合肌はベタつきとカサつきがある

混合肌には、ベタつきとカサつきがあるという特徴があります。乾燥肌と、脂性肌の特徴を兼ね備えています。水分と油分のバランスが不安定なので、主にUゾーンが乾燥してTゾーンがテカリます。混合肌の見分け方は、手でお肌を触るとわかります。

混合肌は、お肌のターンオーバーが正常に行われていないことが多いので、手で触るとゴワゴワしている部分があります。硬くなったお肌は毛穴が開く原因になるので、小鼻や頬の毛穴が目立つことに悩む人が多いです。また、季節の変わり目はお肌の状態が不安定になり、部分的に肌荒れするという人もいます。

④普通肌はキメが細かく柔らかい

普通肌には、キメが細かく柔らかいという特徴があります。お肌が柔らかいのは、しっかり水分が含まれているからです。適度な油分でお肌の乾燥を防いでいるので、お肌のみずみずしさをキープできています。普通肌の見分け方は、毛穴を見るとわかります。

お肌が柔らかく弾力があるので、毛穴がキュッと閉じている人が多いです。水分や油分が足りていないという特徴がある他の肌質と違い、毛穴レスでメイクノリがとても良いです。

⑤敏感肌は肌が荒れやすい

敏感肌には、肌が荒れやすいという特徴があります。水分と油分が乾燥肌以上に足りておらず、お肌の力が弱まっているからです。敏感肌の見分け方は、スキンケアやメイクをつけた時の使用感でわかります。敏感肌だと、スキンケアやメイクを刺激に感じることがあり、季節の変わり目はより敏感になります。