「カスミ 八潮大曽根店」の外観 (写真:サイゾーウーマン)

 減収減益の苦境に立たされるスーパーマーケットチェーン「カスミ」。11月1日に埼玉県八潮市でオープンした八潮大曽根店には、店内でバイオーダーの食事を提供する「DELY BREAD」というカフェが設置されています。グルメライターがその実力を確かめるべく、店舗を訪れて実食してきました。

目次

・【カスミ】とは? 減収減益の苦境
・オープンセールの店員に思わず笑った
・【カスミ】カフェ「DELY BREAD」とは?
・1,078円「もっちり生パスタのジェノベーセ」実食!
・165円「黒ぶどうシャーベット」など実食
・【カスミ】のカフェはスーパーとは思えないほど攻めた味わい!

【カスミ】とは? 減収減益の苦境

 株式会社カスミが運営するスーパーマーケットチェーン「カスミ」。茨城県を発祥とし、神奈川県以外の関東1都5県に195店舗(4月末現在、公式サイトによる)を展開する同チェーンですが、現在は減収減益の逆風とも言える状況の中にあります。

 株式会社カスミの親会社で、「マルエツ」や「マックスバリュ関東」も傘下とするユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社が7月9日に発表した2025年2月期第1四半期決算によると、同社の営業利益は前年比で95.0%減収の5800万円に。

 この中では「マルエツ」は増収増益となったものの、「カスミ」と「マックスバリュ関東」は減収減益となっており、特に「カスミ」は営業収益が前年比3.1%減と、3チェーンの中で最も悪く、足を引っ張った形となっていました。

 そんな苦境に立たされている同チェーンは、高級路線の新業態「BLANDE」を近年出店。店内に、「DELY BREAD」というイートイン・カフェスペースを設けている店舗もあり、このたび新オープンした「カスミ」八潮大曽根店でも同カフェを設置しているようです。

【カスミ】オープンセールの店員に思わず笑った