だるまストーブのレトロな雰囲気も魅力の「津軽鉄道ストーブ列車」や、豪雪で有名な温泉地「 酸ヶ湯温泉」、雪景色と赤い鳥居のコントラストが美しい「高山稲荷神社」など、冬の青森旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。

1. 弘前公園

日本屈指の桜の名所として知られる弘前公園。ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、八重桜など約2,600本もの桜が咲き誇り、GW中の人気観光スポットとなっています。

しかし冬にも見どころが。雪でお堀が真っ白になり、まるで桜が散った後のようになった姿も美しいです。また、例年12月1日から2月末まで「冬に咲くさくらライトアップ」と題し、桜の枝に積もった雪を花に見立てたライトアップも開催。追手門付近の外濠が約500mにわたってライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

2. 十和田湖

青森県と秋田県にまたがり、奥入瀬渓流とともに青森を代表する特別名勝・十和田湖。コバルトブルーの美しい湖で、周囲は約47km、水深は約326.8mあり日本で第3位の深さを誇ります。標高1,000mほどの御鼻部山展望台からは、十和田湖とその周辺の自然豊かな風景を大パノラマで眺められます。

新緑や紅葉シーズンはもちろんですが、冬の雪景色もおすすめ。また2月中(火・水除く)は「十和田湖冬物語」というイベントも開催され、打ち上げ花火や雪景色が楽しめるツアー(要予約)なども用意されています。雪国ならではの体験ができるので、冬に訪れるのにもぴったりな観光スポットです。

3. 津軽鉄道ストーブ列車

1930年(昭和5年)から続く、津軽鉄道が運行する冬季限定の列車。その名の通り、石炭が燃料となる「だるまストーブ」が1両に2台設置されており、ストーブの暖かさと共にそのレトロな雰囲気を楽しむことができます。車窓からの雪景色が旅情たっぷりで、冬の青森旅にはとくにおすすめ!

毎年12月1日~翌年3月31日の期間、津軽五所川原駅~津軽中里駅間を3往復のみ運行(12月中の平日は2往復)。乗車には、大人子ども共に乗車券にプラス1枚500円の「ストーブ列車券」が必要となります。ちなみに、車内販売でスルメを購入すると、スタッフがストーブで焼いてくれるというサービスもあり!