【不貞行為の証拠とは⑤】メモ・日記

配偶者の不貞行為の証拠となる物には、メモや日記などもあります。

スケジュール帳や日記を付けているようであれば、その中に、不倫相手との密会のことについて書かれていれば、それは十分な証拠になります。

スケジュール帳や日記を持ち出してしまうと、配偶者にばれてしまいますが、写真やコピーでも十分な証拠として認められます。

気付かれないように、写真に撮るか、コピーを取るかして、証拠としてきちんと残すようにしましょう。

【不貞行為の証拠とは⑥】証言

配偶者の不貞行為の証拠となる物には、第3者の証言もあります。

友人や知人が配偶者が自分以外の人間とラブホテルの入るところを見た、車内で行為に及んでいる現場を見た、などと不貞行為があったということを証言してくれれば、強力な証拠になります。

また配偶者の側の友人や親せき、知人なら証言を取ることは難しいのですが、不貞行為について相談していたり惚気ていたりした場合には、その話の内容を証言してもらうことも証拠になります。

証言してもらうことは難しいのですが、お互いに不倫自慢をしている場合もあります。

その辺を突いてみると案外、こちらに有利な証言をしてくれることもあるようです。

【不貞行為の証拠とは⑦】領収書・クレジットカードの履歴

配偶者の不貞行為の証拠となる物には、クレジットカードの履歴や領収書などもあります。

例えば、泊まりがけの出張と言っていた日に、出張先とは別の温泉旅館に2人で宿泊したことが、クレジットカードの履歴からわかったら、それは不貞行為だと推定されるものになります。

また、ラブホテルの決裁をクレジットカードでする人もいる模様…

ビジネスホテルでも、自分には覚えのない利用や、レストランに行っていることが、領収書やクレジットカードの履歴からわかる場合もあります。

それだけでも十分な証拠となりますが、そういったものをきっかけに本格的な調査に入る人も多いようです。

【不貞行為とは】証拠の保全はどうしたらいい?

これらの証拠を集めたら、離婚話を進めるために保全をする必要があります。

不貞を働いている配偶者の目に留まるところに置いておいたら、破棄されてしまう可能性もあるので、安心できる場所へ保全することが大切です。

まずは失くしても大丈夫なように、必ず証拠はコピーを取ります。

コピーは1部ではなく、3部か4部くらい取った方がいいでしょう。

弁護士に依頼する場合には、そのまま弁護士に預けてしまうのが一番安心できます。

弁護士に頼まない場合には、自宅は配偶者に見つかってしまったらまずいので、自宅にはおかないようにしましょう。

職場に鍵のかかるロッカーか机の引き出しがあれば、そこに入れておくのも安心です。

また、実家や兄弟に協力をお願いできるようなら、実家や兄弟の自宅に置いてもらうのも良いでしょう。

とにかく、不貞行為を働いている配偶者は、証拠を見つけたら証拠隠滅に血眼になります。

証拠は消されないように、保全には万全を期しましょう。