会場の動線が複雑なのに案内が不十分だったことも混雑の大きな要因だったと指摘されており、さらに「発券機の故障で一部の列が進まなくなったことが最大の原因」との情報もある。いずれにしても、座席交換目的のファンが通路に滞留していたことだけが原因とは言い切れず、仮にそれが一因になったとしても大半のファンはルールを守っていたため、西畑の発言に納得がいかないという人が少なくないようだ。

 また、西畑は昨年8月に読売テレビの足立夏保アナとの熱愛を報じられ、「コンサート終了から1時間後にお相手のマンションを訪問」「お泊りした翌日、カムフラージュのためか金髪ウィッグ姿で女装してマンションから出てきた」などと伝えられ、金髪ウィッグ姿の写真までばっちり撮られてしまった。このスキャンダルのショックを引きずっているファンは多く、それも今回の“説教”に対する反発につながったようだ。

 先述したように、あくまで西畑はジョーク交じりに「やんわり注意」したかったのだとみられる。しかし、想像以上にファンの反発は強く、すでに1年以上が経過した「金髪ウィッグ事件」による好感度低下が思った以上に深刻だったことが浮き彫りになったといえそうだ。