婚活は就活のようなもの
なかには、「彼氏がいる身で婚活パーティに参加するのはどうなの?」と考える女性もおられるでしょう。どう考えるかはあなた次第ですが、少なくとも大抵の婚活パーティでは、恋人がいるからといって参加できない、なんてことはありません。
婚活は就活に例えられることも多いですよね。就活なら、1社から内定をもらっても別の会社に面接へ行くのは当たり前。内定を断ってから次へ……という非効率的な行動は、誰もとらないでしょう。
結婚が常に恋愛の延長線上にあるのであれば、婚活を就活としてとらえるのは難しい考え方かもしれませんが、結婚はある意味で年齢制限があるため、この感覚も大切です。
なぜ彼氏は結婚したがらないの?
もう一つ、女性は、男性の結婚したがらない心理を理解することも重要なポイントです。
現代は、男性でもなかなか思うように稼げない、大手の正社員でもクビになる可能性がある時代です。男性だって1人では経済的に生涯を生き抜けない、そんな時代に突入しているわけですから、そんな将来的な不安により添う姿勢を見せることこそが、結婚への最初の1歩です。
男性は論理的に考える方が多く、どんなに女性が「大丈夫」と感情的に訴えても、簡単には通りません。結婚の後押しには、節約をしたり年収を上げるといった現実的な方策をとるほうが、よほど効果的でしょう。
彼が変わらないなら、乗り換えてよし
今回お伝えした「結婚してくれない彼への対処法」は、「婚活パーティに参加する」というものでした。結果的に達夫さんは変わってくれたので効果抜群と言えますが、なかには効果ナシ、という男性だっています。
結婚は互いに「相手あってのモノダネ」です。どんなにあなたが結婚を望んでも、相手が望まないなら結婚できないのですから、そのような場合には、結婚を望む別の男性を探して乗り換えましょう。
「待たせたあなたが悪い」と考えれば、気分もラクになります。
婚活は甘くない!
婚活は簡単ではありません。一般的に、一定数の男性は「恋愛と結婚は別物」と考えています。何年も交際を重ねたからといって、結婚につながる保証などありません。
それに、「よって来る男性の質」は年々下がるのが実情です。
彼氏を信じてただ待つか、それとも一定のアクションを起こして変化を狙うか……。どちらが正解かは誰にも分かりませんが、一つ確実なのは、どちらを選んでも「自己責任」ということです。まさに投資と同じ。結果も含めて、大人の女性としてしっかり決断していきましょう。
文・婚活FP山本(山本FPオフィス代表)/DAILY ANDS
【こちらの記事もおすすめ】
>事実婚を望む男性の特徴とは?3つのタイプをご紹介
>不倫の慰謝料相場は50万~300万円って本当?ケース別に解説
>甥っ子、姪っ子の入学祝はいくら?
>相続人の範囲はどこまで?孫や養子の扱いは?
>事実婚を望む男性の3つのパターン