こんにちは、婚活FP(ファイナンシャル・プランナー)山本です。
最近の男性は、本当に結婚したがらないと言われていますが、それは相応に交際が長引いたとしても事情は変わらないといえます。男性はそれでもいいかもしれませんが、結婚したい女性としては困りますよね。
そこで今回は、まさしく「結婚したがらない彼氏を、ある方法で結婚に向かわせた女性」の実話をお伝えします。
あなたの婚活、そして人生にお役立てください。
一向に結婚したがらない彼氏に悩む日々
清美さん(仮名)は30代前半の頃、あることにずっと悩んでいました。それは、彼氏との結婚についてです。
清美さんには、3年間交際が続いている4歳年上の彼氏、達夫さん(仮名)がいましたが、交際が順調であるにもかかわらず、一向に結婚話が進みませんでした。達夫さんは結婚の話になると、すぐに席を立ったりはぐらかしたりするのです。
結婚を渋る彼と別れるべき?粘るべき?
出産願望も強かった清美さんとしては早く結婚したかったのですが、達夫さんがこの調子では話が前に進みません。
35歳が迫る中で清美さんにも焦りが生まれ、この頃には「彼と別れてほかの男性を探したほうがいいのかな……」とも考えるようになっていました。
ハッキリ言って、女性としては当然の悩みでしょう。友人にも相談してみたところ、「別れてほかを探せ派」と「粘ったほうがいい派」に二分したそうです。達夫さんは性格が穏やかで、お勤め先は中堅企業、年収は500万円少々とのことでした。
上を狙えばキリがないですし、なかなか結婚に踏み切ってくれない点を除けば、年収にも性格にもなんら問題がない達夫さんですから、悩みの深さも理解できるところです。
強引に結婚話をすればケンカになりかねませんから、そういう意味でも悩んだと清美さんは言います。
愚痴とともに解決策をプロに相談
業を煮やした清美さんは、ある時、筆者の元へ相談に訪れました。
清美さんの事情を聞き、筆者は「別れるでも粘るでもなく、別途、婚活をしてみるのはいかがでしょうか?」と提案しました。
婚活など考えたこともなかった清美さんは、当初驚いていましたが、筆者から婚活の基本やメリット・デメリットなどさまざまな情報・知識を得て、気分転換がてら婚活パーティに参加することにしました。
当然ながら、婚活パーティは結婚したら参加できませんから、そういう意味でも興味が沸いたそうです。