知らない番号から電話がかかってくると、相手が誰なのか気になりますよね。だからといって、そのまま電話に出てしまうのも不安……。そんな場合、どのような対応をすればいいのでしょうか?

迷惑電話の3つのリスク

知らない番号からの電話はたいてい迷惑電話ですが、うっかり出てしまうと深刻なトラブルに巻き込まれる危険があります。

特に危険なトラブルが想定されるのは次の3つです。

・犯罪被害に遭うリスク
・悪質なセールスに悩まされるリスク
・迷惑メールに悩まされるリスク

すぐに電話に出てしまうのはNG

電話がかかってきてすぐに出てみたら、間違い電話や詐欺だったという経験はありませんか?電話に出てしまったがためにイヤな思いをすることも少なくありません。出た時点で性別が知られてしまい、迷惑電話がかかってくるようになることも。ですから、すぐに電話に出るのはやめておきましょう。

この他、電話に出て自分の名前を言ってしまったり、不在着信にすぐに折り返すのも要注意です。

振り込め詐欺などのニュースを見ても、「まさか自分が……」と思っている人がほとんどでしょう。しかし、知らない番号からの電話によりトラブルに巻き込まれるケースは後を絶ちません。

うっかり電話に出ても個人情報を口にしてはNG

知らない番号からの電話にうっかり出てしまった場合でも、絶対に個人情報を口にしないのが鉄則です。

通話時間が長くなるほど個人情報漏洩のリスクは高まります。個人情報を口にする前に電話を切ってしまいましょう。

なお、電話を切る際に強い拒絶の言葉を発するのはNGです。相手の逆切れでこちらに危険がおよぶ恐れがあるからです。

極力黙ったまま、静かに電話を切るのがベターです。

知らない番号からの対応は慎重に

以前は非通知の電話に注意しておけば大丈夫でしたが、今は番号通知からの着信でも詐欺や迷惑電話が横行しています。知り合いの番号はなるべく登録し、知らない番号からの電話は慎重に対応しなければなりません。自分を守るためにも、日頃からトラブル回避を意識しておくことが大切です。

文・fuelle編集部