パーマをかけている人、パーマをかけようと思っている人必見です。 パーマは痛むからと、洗い流さないトリートメントをたくさんつけていませんか? ダメージを受けたからと言って、トリートメントの頻度を増やしていませんか? それはパーマにとってよいのでしょうか。
【パーマ×トリートメント】はじめに
みなさん、パーマをかけたことはありますか?? そもそもパーマとはなんなのでしょうか。 パーマとは大まかに分類すると、「ホット系パーマ」と「コールド系パーマ」の2種類に分かれています。
ホット系のパーマはその名の通り、ホット、つまり熱を加えてウェーブをかけるパーマです。
逆にコールド系は、コールドですので熱を加えずにウェーブをかけるパーマです。
【パーマ×トリートメント】デジタルパーマ
デジタルパーマは、髪が乾いたときにウェーブが綺麗に出るのが特徴のパーマです。 また、専用の機械を使って熱を加えていくため、値段、時間ともに他のパーマよりもかかってしまいます。
しかし、ウェーブをかけた部分は、半永久的にパーマがかかっている状態なので、持続性が高く長持ちします。
またほかにも、ヘアスタイリング剤を使わなくてもヘアスタイルが決まるので、そこがメリットとも言えます。
デメリットとして、何度もデジタルパーマをかけすぎると、髪への負担が大きく、かなり傷んでしまう場合があります。
仕上がりのイメージとしては、コテなどで髪を巻いたときのようなヘアスタイルで、綺麗なカールができます。
また、スタイリングはねじりながら乾かしたり、乾かしてから崩したりなどしてカールの強さを調節できますので、いろいろなヘアスタイルを楽しむことができます。
かかりにくい髪の特徴は、やはりダメージの多い傷んだ髪です。 他にも、ロッドを使用するパーマですので、髪の短いヘアスタイルにはかけられない場合があります。
くりんくりんとしたカールを出したいヘアスタイリングがしたい人に、おすすめのパーマです。
【パーマ×トリートメント】エアウェーブ
エアウェーブは、デジタルパーマと同様に専用の機械を使ってパーマをかけます。 デジタルパーマと違うところは、温度設定が低いので、デジタルパーマよりもダメージを抑えることができます。
なので、パーマ後、何度もパーマをかけることができます。 しかも、デジタルパーマと同様の形状記憶パーマですので長持ちし、おすすめです。
また、エアウェーブは、ゆるいウエーブを出すのに適しており、最近はやりのふんわりヘアーなどのヘアスタイルに、向いているパーマと言え、外国人風ヘアなどのヘアスタイルをしたい方におすすめのパーマです。
【パーマ×トリートメント】クリープパーマ
クリープパーマの仕上がりは、エアウエーブと近いです。 なので、くっきりしたウェーブのヘアスタイルも、ふんわりとしたウェーブのヘアスタイルも再現が可能です。
エアウェーブと違うところは、機械を使わないというところで、他の機械を使わないウェーブよりも、ヘアスタイルが長持ちするのでおすすめです。 しかし、他の専用の機械を使用しないパーマよりも施術に時間がかかってしまうのがデメリットです。
コスパは良いので一度試してみてほしいパーマです。
時間はかかってもいいから、コストを抑えて、ヘアスタイルの仕上がりを重視したい人におすすめのパーマです。
【パーマ×トリートメント】コールドパーマ
コールドパーマは、昔からあるパーマです。 ヘアスタイリングの際に、スタイリング剤がないとなかなか綺麗にスタイリングすることができません。 スタイリングのポイントは、髪が少し濡れた状態からスタイリング剤を揉みこんでスタイリングをすると簡単で綺麗にウェーブが出ます。
ダメージヘアは特にウェーブがでにくいので、スタイリング剤は必須です。
また、パーマの種類の中でも一番パーマが落ちるのが早いというデメリットがあります。
他のパーマよりも能力的にかなり劣っています。 しかし、その分価格は安くかかる時間も少ないのでコールドパーマをかける人はたくさんいます。
ヘアスタイルを維持するのは難しいですが、時間を早く、コストを抑えてパーマをかけたい方にはおすすめのパーマです。
【パーマ×トリートメント】パーマのダメージ
上で4種類のパーマをご紹介しました。 ぶっちぎりでダメージのかかるパーマはデジタルパーマですが、他のパーマがダメージを受けないというわけではありません。
少なからずパーマをかけるということは、髪に負担を与えています。
なので、パーマ後にアフターケアでトリートメントをする人が多いんではないでしょうか。
しかし、パーマ後のトリートメントはなぜかパーマがとれるということが言われています。
【パーマ×トリートメント】パーマ後のトリートメントはNG?
パーマ後、髪の傷みがかなり気になる人は多いと思いますし、実 際パーマ後の髪はダメージを受けています。
しかし、パーマ後の髪にトリートメントをしたら、パーマが早くとれるなんて嫌ですよね。
トリートメントは、ダメージヘアや傷んだ髪に栄養や水分などを与えてうるおい感を与えます。
しかし、それがパーマ後の髪だと少し違ってくるみたいです。
【パーマ×トリートメント】なぜパーマが落ちやすいのか
先ほど説明した通り、トリートメントは髪に栄養や水分を与えます。 それは髪表面だけで行われていることではなく、髪内部まで入りこむということです。
パーマは髪の結合を操作してウェーブを作っています。
トリートメントは髪の内部まで入り込むため、この髪の結合に影響を与えて、ウェーブをとれるようにしていると言われています。
ストレートヘアの人にはとてもおすすめのトリートメントは、たしかに、くせ毛で髪の結合が入り乱れている髪でもまっすぐにしてしまうこともありますので、パーマ後の髪に影響を与えて、ウェーブがとれるというのは納得できます。
【パーマ×トリートメント】長持ちさせるには
パーマをかけたあとにウェーブがとれることを防ぎ、カールやウェーブを長持ちさせるには、髪の内部まで入り込むトリートメントではなく、表面を保護するコンディショナーを使うのをおすすめします。
コンディショナーは髪の表面にしか作用しないので、ウェーブやカールをとれることなく長持ちさせることができます。
また、コンディショナーは髪の表面をコーティングしますので、指触りがよくさらさらとしますので、おすすめです。
【パーマ×トリートメント】48時間
パーマはパーマ液、薬剤を髪の内部に浸透させて、髪の結合を操作します。 なので、同じように髪の内部まで浸透してしまうトリートメントによって、パーマ液が髪から流出して、ウェーブが早くとれてしまうことがあります。
しかし、パーマをしたからと言って、トリートメントをしてはいけないというわけではありません。 パーマ液が髪に浸透してしまえばウェーブがとれる問題はありません。
なので、パーマ後の髪にトリートメントをするのなら、しっかりとパーマ液が髪に浸透して、ウェーブがかっちりと固定されてからにしましょう。
髪にパーマ液が浸透する時間の目安は、パーマの施術をしてから、48時間後と言われています。 なので、最低48時間はトリートメントをするのを避けましょう。
また、その直後、パーマの施術から48時間後でもトリートメントをしたときに、パーマ液が流出してしまい、パーマがとれる可能性があります。
なので、できるだけパーマ後にトリートメントをするのには時間を空けた方が、パーマがとれる心配が少なくなります。