年収に占める保険料の割合は適正か?

生命保険文化センターが実施した「世帯年収に占める年間保険料」に関する調査によると、2015年における全国平均は7.4%となっている(『平成27年度生命保険に関する全国実態調査』より)。年収600万円の世帯の場合、約44万4,000円を年間保険料として支出している計算になるのだ。

現在の保険料が適正なのかどうか迷っているならば、世帯年収に占める年間保険料の割合を計算してみてはいかがだろうか。もちろん、年齢や家族構成、年収などによって多少の違いは生じるだろうが、「現在の保険料を払い続けられるかどうか」判断する際の一材料にはなるだろう。

自営業者とサラリーマンで異なる考え方

自営業者・会社経営者とサラリーマンとでは、保険料に関する考え方を変えなければならないケースがある。

というのも、自営業者・会社経営者とサラリーマンでは、失業した場合に受けられる保障が大きく異なるのだ。サラリーマンが失業した場合は失業手当が支給されるが、自営業者が廃業したり経営する会社が倒産したりした場合は、これを受け取ることができない。そのため自営業者・会社経営者が失業した場合、たちまち保険料の支払いが困難になる可能性が考えられるのである。

起業して数年しか経っていない人や今後数十年にわたって会社を存続させられるかどうか不安な人、現在の収入がいつまで続くか不安な人は、多少負担が大きくなってしまっても収入が安定しているうちに保険料を払い込んでしまうことを検討してみてはいかがだろうか。

<関連記事>安い医療保険でもしっかり保障 コスパのいい保険の選び方

医療保険は相場にこだわらず自分に合ったものを選ぶ!

医療保険選びにおいて多くの人が着目する保険料。しかし、保険料の相場はあってないようなもので、保障内容や払込期間などによってその額は大きく変化する。医療保険選びをする際は自分に合った保障内容になっているかどうか、無理なく払い続けられる保険料になっているかどうか、保険料の払込期間はどうするのか、といった点について慎重に検討することが大切である。これまで保険料をもとに保険の良し悪しを判断してきた方は、これを機に違う観点からの保険選びをしてみてはいかがだろうか。

文・曽我部三代(ファイナンシャルプランナー)

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