貯蓄を楽にするポイント
貯蓄は意気込みだけではなかなか継続することはできません。“自動的にお金が貯まる”仕組みをつくりましょう。
生活費用口座と貯蓄用口座をわける
これまで、給与の振り込み口座のみでお金を管理していた人は、貯蓄用の口座を開設するところからはじめましょう。生活費と貯蓄を同じ口座で管理していると、自分が毎月どのくらいお金を使っているのか、いくら貯められているのかすぐに把握できません。
給与の振り込みなどで収入を得たあとは、貯蓄するお金(先ほどの例であれば、年収400万円の場合に毎月5万円が目標)をそのまま貯蓄用口座に移し、残ったお金を生活費としてやりくりします。自動振込などのサービスを利用すれば、さらに“自動的に”貯めることができるでしょう。
また夫婦の家計管理は家庭によってさまざまですが、共働きの場合は夫婦別財布のケースが多いでしょう。将来的に家計管理をどのようにするかが決まっていない場合も、計画的に貯蓄するためには、夫婦で管理する貯蓄用口座をつくり、2人が同じ口座にお金を預けてみるのもよいかもしれません。
毎月の貯蓄額が明確になるのはもちろん、「2人でお金を貯めている」という結束感も生まれそうですね!
支出を見直す(固定費の削減・交際費の引き締め)
貯蓄とは別に、夫婦で管理する生活費用口座を作るのもよいでしょう。
たとえば、生活費として毎月10万円ずつ2人の生活費を口座へ預け、2人あわせて20万円を1ヶ月の生活費とします。家賃はもちろん水道光熱費、通信費などもこの口座から引き落としたり、口座から直接即時で引き落としができるデビットカードで食費等の生活費を支払えば管理もスムーズになりますよ。
光熱費や通信料等の固定費は削減しにくいイメージがありますが、電気代は電力自由化となり、電力事業社以外の企業参入が進んでいるので調べてみましょう。今よりお得な電力会社が見つかるかもしれません。またスマートフォンを格安スマホに変更するなども手です。
外食や付き合いなどの交際費は、予測しやすい固定費を差し引いた分を月の上限として行動すると自然と抑制されるでしょう。余った分は2人の貯蓄用口座へまわすことを忘れずに。
とくに結婚して間もない夫婦は、結婚前の収支やお金の使い道をパートナーに知られたくないということもあるでしょう。結婚後に新しく口座をつくることで、心機一転スタートを切れそうですね!
口座を夫婦で管理して貯蓄目標を随時見直そう
夫婦で管理する貯蓄用口座をつくることで、「毎月きちんと貯蓄できているか」「今どれくらい貯蓄できているか」が明確となるでしょう。毎月の目標に沿って貯蓄できているかを入金時などに確認し、スムーズに貯蓄できていなければ柔軟に目標を見直したいところです。
さらに生活費用口座で残ったお金を貯蓄にまわしたり、貯蓄・生活費にもまわさなかったお金に余裕があれば、この場合も貯蓄の計画を見直してもよいでしょう。また、夫婦間でお互いの取引明細や残高を見られるアプリや銀行のサービスもあるので活用してみるのもよいでしょう。
共働き期間がチャンスの今、さっそく貯蓄をはじめよう!
新生活をはじめて時間が経ってしまうと、将来のお金の話をしにくいほか、計画を立てるタイミングを失ってしまうこともあるでしょう。貯蓄用はもちろん、生活費用の口座を“夫婦共通”で管理することができるのは、結婚した2人だからこそ!結婚後には、新しく口座を開設して計画的な貯蓄に役立ててみましょう。
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