【意識高い系が使う言葉】ステークホルダー
利害関係にある人のことを指す言葉です。
もともとビジネス用語だったものをカタカナでかっこいいという理由で意識高い系の人々に使われ始めたのがはじまりのようですね。
例文としては「彼女は彼のステークホルダーだ」なんて使われます。
確かにステークホルダーってなんだかかっこいい響きですよね。ステークホルダー。使いたくなる気持ちもわかりますが、普段使っていたら滑稽以外の何物でもありません。
【意識高い系が使う言葉】フェーズ
フェーズはもともとビジネス用語で、段階、場面という意味で使われています。
仕事などの工程を組む時に一つ一つの段階のことをフェーズと呼ぶようになったことからこうして使われるようになりました。
例文としては、「このフェーズではこうした方が良い」「フェーズ毎にこれを確認しよう」といったように使われます。使い勝手が良く、カタカナでかっこよい、さらには短いということもあり、フェーズと言うと言葉を多用する意識高い系が後を絶ちません。別に使ってもいいけれど時折間違った使い方をしてしまうと意味が通らないのでやめてほしいですね。
【意識高い系が使う言葉】マスト
中学校の英語の時間に習いますよね。「絶対に~しなければならない」という意味です。
雑誌でもよく使われていますよね。「この冬のマストアイテム!」といった言葉を使って紹介している雑誌も多くあります。
仕事でも「この仕事は9:00にマストだからよろしく。」などと言うように使われます。
意識高い系が使う言葉の中でもかなり一般に浸透しているカタカナ言葉では無いでしょうか。
【意識高い系が使う言葉】コンセンサス
もともとはビジネス用語で、合意を意味する言葉です。
仕事で合意が得られたときに、「A社とコンセンサスを獲得しました。」といった風に使われています。
ただ、日常生活で使われると、「は?」となってしまうような言葉ですよね。
例文としては、「彼女が結婚にコンセンサスしてくれた!」といった感じです。
いやいやコンセンサスって仕事じゃないんだから…。それとも、むしろ結婚したことによるこれからの苦労を見越してコンセンサスという言葉を使っているのかもしれませんね。
【意識高い系が使う言葉】アグリー
アグリーは賛成という意味で使われます。
これはもともとビジネス用語でもなんでもないので、英語から来ているのではないかと考えられる言葉です。
例文としては、「その意見にアグリーです。」「仕事をすることにはアグリーです。」などです。
賛成と言えばいいのに…。むしろ言いにくくはないのでしょうか。
しかしディサグリーは使わない。線引きはどこなんでしょうか。これぞカタカナ英語。
【意識高い系が使う言葉】リソース
リソースというのは資源を意味する言葉です。
仕事で使う分にはまだわかりますが、日常生活で「リソースが足りないんだよね~」なんて言われても…。
一体君はその資源で何を作ろうとしているんだい?ん?といった感じですね。