大体の転職は年収減!横柄な夫に転職を促すのもアリ?

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ところで今回の話は、横柄な態度を取ってくる夫に対する、一つの解決策のようにも思えます。つまり横柄な夫を持つ女性は、いっそ夫に転職を促すのもアリではないか、ということです。転職は必ずしも年収が上がるわけではなく、むしろ下がる可能性の方が高いです。

もし、あなたの夫が長時間労働の高年収タイプであれば、「そこまでムリして働かなくても大丈夫よ、あなたの事が心配なの。カラダの事を優先して……」と声を掛けてみては。

もちろん夫が通常モードなら難しいでしょうが、時には疲れていたり、不満やグチをこぼしてしまう時も、あるでしょう。夫の体を気遣うことで、中には同意して転職しようと考える可能性があります。

繰り返しますが、必ずしも男性の年収とプライドはリンクしている訳ではありません。そして中には、年収が下がっても、妻と年収が同じでも、横柄な態度の男性はいます。そのような例はこの記事で紹介しました。

参考:年収が同じ男性と結婚したのに失敗した女性

とはいえ、どちらかと言えば多くの男性の年収とプライドは、リンクしているといえます。

その上で、あなたが普段の夫婦生活を通して、旦那には年収よりも優しさを求めたくなったのなら、転職を促してみるのもアリといえるのではないでしょうか。

年収減を受け入れられる?倹約生活が大事

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今回のお話にはもう一つ、特筆すべきポイントがあります。

それは、恵美さんが一部上場企業に勤める当時年収600万円の男性と結婚したにも関わらず、結婚後の生活で贅沢を求めなかった点です。転職活動時、恵美さんは自分の年収だけで充分生活できていました。なぜ恵美さんは圭一さんと結婚したのでしょうか……。きっと、本当に圭一さんのことが好きだったからなのでしょう。

一般的に高年収な男性と結婚した女性は、つい金銭感覚が緩み、浪費と思わずに浪費しがちです。もし恵美さんも同様の行動をとっていたら……圭一さんの退職時や再就職時、家計も夫婦関係も、どうなっていたでしょうか。

望みの結婚生活をイメージできていますか?

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あなたは結婚したら、どんな夫婦関係を築きたいと考えていますか。そして結婚した今、それは思い描いていた通りの関係になっているでしょうか。

無いものねだりをするとキリがありませんし、つい隣の芝生が青く見えることもあるでしょうが、自分が本当に欲しいものは何かを考え、その上でそれを実現できるよう働きかけていきましょう。

文・婚活FP山本(山本FPオフィス代表)/DAILY ANDS

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