6.土肥金山(静岡)

楽しみながら金山の歴史を学べる金のテーマパーク。土肥金山は一時期、後述する佐渡金山に次ぐ金の生産量を誇っていました。大きな見どころは、実際の坑道の一部が観光用に整備された「観光坑道」。坑内では金を採掘している様子が人形で再現され、作業工程や道具などもパネルで解説されています。

そして坑道を出たところにある「金山資料館」では、江戸時代の採掘の様子や鉱石について学ぶことができ、ギネスに認定された巨大金塊に触ったり、砂金採り体験もできます。

7.姫路城(兵庫)

photo by り ーさん

1993年12月に、奈良県の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録された姫路城。現在の大天守は、慶長14年(1609年)に建築されたものです。

2015年には約5年の歳月をかけ「平成の大修理」と呼ばれた大天守の保存修理を終え、築城当時の美しい姿へと蘇りました。目をうばわれる真っ白な姿は白鷺が羽を広げたようで、「白鷺城」との愛称で親しまれています。

8.高松塚古墳(奈良)

7世紀末から8世紀初めにかけて造られた古墳で、発掘調査を元に当時の姿が復元されています。この古墳に描かれた極彩色の壁画は非常に有名で、西壁に描かれていた女子群像を日本史の教科書で目にした方も多いのではないでしょうか。

近年、壁画にカビが見つかったため石室ごと取り出し修復が行われており、その修理の様子は定期的に期間限定で公開もされています。また古墳横にある高松塚壁画館では、石室の模写などを見ることができます。

9.農と縄文の体験実習館 なじょもん(新潟)

新潟県津南町にある農業・縄文・民俗に関する体験学習施設。季節ごとの企画展示のほか、勾玉・石器づくり、脱穀体験など「縄文」「農業・食」「民俗」「自然」を軸とした様々な体験プログラムが用意されています。

また屋外には、竪穴式住居6軒を復元した「縄文ムラ」が広がっており、縄文時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わうことも。遊具やツリーハウスが整備された「自然の森」で遊ぶのも、ファミリーにおすすめです。