10.史跡 佐渡金山(新潟)
江戸時代に徳川幕府の財政を支えたとされ、平成元年(1989年)の採掘休止までに金78t、銀2,330tを採掘した国内最大級の鉱山跡。開削された坑道の長さは全長で400kmにおよび、坑内の一部を見学できます。
江戸時代の手掘り坑道を見学する「宗太夫坑(そうだゆうこう)コース」、明治期以降の坑道を見学する「道遊坑(どうゆうこう)コース」は、予約なしで自由に見学できます。先人たちの苦労や技術に感動するとともに、彼らのパワーを感じるスポットです。
11.静岡市立登呂博物館(静岡)
特別史跡登呂遺跡と一体化した博物館。見て、知って、歩いて、弥生時代を体感できるミュージアムです。登呂遺跡、体験展示室のある博物館1階、屋上テラスは無料で入場できます。
無料エリアの中にある「ミニ登呂ムラ」を再現した屋内の弥生体験展示室では、疑似田植えや田下駄での農作業体験などにチャレンジしてみて。
また屋外では火起こしや土器炊飯などを体験できるほか、田植えや稲刈りなどのイベントも充実しています。
12.ウポポイ/民族共生象徴空間(北海道)
ウポポイは、存立の危機ににあるアイヌ文化の復興・発展の拠点として誕生した施設。国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設の3つにより構成されています。
日本最北の国立博物館である国立アイヌ民族博物館では、アイヌ民族の視点からアイヌのことを紹介しようという試みのもと、展示が行われています。ウポポイの第一言語はアイヌ語ということで、アイヌ語にもたくさん触れられますよ!
また国立民族共生公園では、アイヌの歌や踊りを鑑賞したり、アイヌが伝統的な漁で使用している丸木舟操船の実演を見られるなど、様々な体験ができます。
【こちらの記事も読まれています】