秋は美味しいものが増え、ついつい食欲が増してしまう季節。
ダイエットしたい女性にとっては、少し我慢が必要な時期でもありますね。
そんな秋の食欲を上手くコントロールするのに「瞑想」が役立つことをご存知でしょうか?
今回は、瞑想がダイエットにもたらす良い影響、瞑想のやり方についてご紹介していきます。
食欲を抑えるのには「瞑想」が役に立つ
欲望に任せて食べていたら、お腹まわりにお肉が…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
ダイエットしたい、体型が気になるという方たちにとっては、いかに食欲を上手にコントロールするかが大切です。
そこで効果を発揮してくれるのが「瞑想」。
食欲と瞑想が関係しているのは意外ですよね。
まずその理由についてもご紹介していきます。
そもそも「瞑想」とは?どんな効果があるの?
瞑想とは?
ここ数年で、よく耳にするようになった「瞑想」という言葉。
少し目的が違うのですが、「マインドフルネス瞑想」は、経営者やスポーツ選手、美しい女優さんやモデルさんなどが取り入れていることでも知られていますね。
集中力アップ、思考力アップといった効果もあることから、毎朝行うことが日課になっているという企業も存在します。
ヨガにおいての瞑想のゴールは非常に奥が深く一言で表せるものではありませんが、簡単に表現するならば「無」になること。
普段の私たちは頭でいろいろなことを考え、「楽しい」「辛い」といった感情を常に抱えています。
それらの雑念を取り除き、本来の自分と向き合うことが瞑想です。
さらに言えば、「あの時こうすれば良かった」「明日の会議が不安」など、常に過去か未来のことを思考しています。
瞑想は、過去でも未来でもなく、「今ここ」「この瞬間」だけを生きるためのものでもあります。
瞑想の効果は?
では一体、瞑想にはどんな効果があるのでしょう。
瞑想をすることで、今の自分が何を感じているか、体がどんな状態なのかを知ることができます。
体の変化でいうと、自律神経のバランスを整えることに。
特に、日ごろから仕事や家庭に忙しく常に交感神経(活動・緊張)が優位になっている方にとっては効果的です。
深い呼吸と共に瞑想を行うことで、副交感神経(休息・リラックス)を優位にすることができます。
瞑想でストレスが解消された、体の調子が整ったという変化が起きるのは、そのためです。
瞑想が食欲を抑える理由
瞑想は抑えきれない食欲を上手にコントロールしてくれます。
そもそも食欲が湧いてしまう一番の理由は、気持ちのせい。
「美味しそうだから食べたい!」といった感情から起こりますよね。
さらに過食してしまう場合、漠然としたイライラや不安、寂しさなどを抱えていることがあります。
人は、食べることで一時的に満たされた気持ちになるので、心の安定をキープするためにたくさん食べてしまうことがあるのです。
ストレスを感じたとき、何となく暇で心が満たされていないときに食べ過ぎてしまったというケースはとても多いと思います。
特に甘いものを食べると、脳内で幸せホルモンであるセロトニン、興奮ホルモンであるドーパミンといった脳内神経伝達物質が分泌されると言われています。
瞑想を行うと、適量の食事で心が満たされるようになります。
自分としっかりと向き合えている状態になれるため、甘いものを毎日欲しくなることもなくなります。
ストレスも減り、目の前の食事に集中しやすくなるというメリットもあります。
さらに自立神経のバランスが整うので、食欲増進の元となるイライラを鎮めることができるのです。