「特大荷物スペースつき座席」を予約したのに、荷物がいっぱいで置けない…! この場合どうしたらよいの?
新幹線では、持ち込める荷物の大きさが決められているようですが、「特大荷物」に該当するとき、どうすれば乗車できるか気になる人もいるでしょう。   そこで今回は、新幹線の持ち込める荷物の大きさや「特大荷物」の専用席について解説します。

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新幹線に大きな荷物を持ち込むときは専用席の予約が必要

JR東海のホームページによると、荷物の3辺の合計が160センチメートル〜250センチメートルの場合は「特大荷物」となり、専用席の予約が必要です。
 
基本的に、3辺の合計が160センチメートルまでの荷物は、予約なしで持ち込めるとされていますが、一方で、3辺の合計が250センチメートルを超える荷物は予約の有無に関係なく持ち込みはできないようです。
 
なお、楽器やベビーカー、車いすなどは、サイズに関係なく予約は不要とされています。
 
専用席は2種類あり、以下で詳しく解説します。
 

特大荷物スペースつき座席

特大荷物スペースつき座席とは、座席の後ろ部分に特大荷物を置くスペースがある座席のことを指すようです。一部指定車両の最後部座席が特大荷物スペースつき座席であり、3辺の合計が250センチメートル以内の荷物を収納できるとされています。
 
なお、荷物の置き方によってはリクライニングがしにくくなる可能性があるため、了承したうえで利用しましょう。
 

特大荷物コーナーつき座席

特大荷物コーナーつき座席とは、座席から最も近いデッキに専用の荷物置き場が設けられた座席のことを指すようです。東海道・山陽新幹線で利用できるサービスで、16両編成の「のぞみ」「ひかり」「こだま」に設置されているとされています。
 
こちらは上段・下段の2つのスペースがあり、以下のように荷物の大きさが限定されています。