過度な糖質制限で口臭がきつくなる!?
ダイエットの定番になってきている糖質制限ダイエット。比較的短期間で効果があらわれるので、取り入れている人も多いのではないでしょうか。糖質制限ダイエットは、確かに痩せることができますが、行き過ぎると口臭がきつくなる場合があります。
糖質制限は糖質を制限する分、多くの栄養を脂肪とたんぱく質から得ます。
しかし1日の糖質量が30g以下の極端な糖質制限を続けていると、体が生命維持のために蓄積した脂肪をエネルギーとして使うようになり、ケトン体が作れます。ケトン体とは糖質が利用できないときのエネルギー源です。
これがいわゆる「ケトン体ダイエット」です。そのケトン体が息と混ざると、口臭が腐敗臭や金属臭になると言われています。
ダイエット中でもニオわない!正しい口臭ケア
口臭の一番の原因は、口内環境にあります。香りでごまかさずキチンとケアをすることで、口臭の予防や改善に導くことができるでしょう。主な口臭ケア方法をご紹介します。
1.過度な糖質制限を続けない
糖質はケトン体を生み出すような過度な糖質制限は、口臭をきつくしてしまいます。ストレスにもなるので、唾液の分泌量も減ってしまうことでしょう。
ダイエットでせっかく痩せても、“口が臭い人”になってしまったら嫌ですよね。糖質は脳や体を動かすエネルギー源としても重要な存在です。極端に減らさないようにしましょう。
2.植物性たんぱく質を摂る
ダイエットに不可欠なたんぱく質は、乳製品や赤身の肉だけでなく、植物性の食品からも摂りましょう。例えば大豆。豆類の中でたんぱく質が豊富で、ビタミンやミネラルも含まれています。
3.水分補給をする
体の水分が不足すると唾液量が減り乾燥して口臭がでてきます。水や白湯を1日1.5リットル以上飲むようにしましょう。
特に、交感神経を刺激するコーヒーなどのカフェイン飲料を飲むときには、一緒に水を飲むことを習慣づけましょう。トレーニング中や後も口の中が乾燥しがちなので、しっかり水分を摂ることが大切です。
4.舌苔を除去する
舌は無数の凸凹があり、そこに汚れが溜まります。溜まった汚れは通常の歯磨きだけでは取りきれません。舌ブラシを使うか、まめにうがいをすることで汚れを落とすことができます。
ただし舌ブラシをやりすぎると、逆に汚れが付きやすくなるので注意しましょう。
5.よく噛んで食べる
噛むことでも唾液分泌は促されます。噛む回数が少ないと、唾液の分泌量が減ってしまうので注意しましょう。ダイエット中はスムージーやヨーグルトばかりではなく、歯ごたえのある玄米、お肉、お魚などを取り入れてみましょう。
よく噛んで食べることで満腹中枢も刺激され、ダイエットにも役立ちます。
正しいダイエットで口臭問題にさよなら!
口臭とダイエットの関係についてご説明しました。糖質制限ダイエットをしている人は、口臭予防のためにも過度な制限は止めるようにしましょう。あとはいかにストレスを溜めずに発散しながらダイエットができるかどうかが鍵です。いくら水分を摂ってもストレスで唾液が不足してしまっては口臭がでてしまいます。口臭を予防できるように、意識してダイエットをしてくださいね!
提供・common(カラダとココロをキレイにするフィットネス&ライフスタイルマガジン)
【こちらの記事もおすすめ】
>思わず共感する40代独身女性あるある
>100均グッズで宅飲みをワンランクアップ
>生活費月100万円超「ご近所セレブ」の実態
>旅行のお土産、いくらが適切?
>あぁ、癒やされる。飼いやすいペット5選