ヒント⑨高すぎる理想像は捨てる
「年収は○○○万円で、体重は○○kg。かっこいい彼氏がいて、友達が多くて、美人で料理がうまくて……」
自己肯定感を高めるために、自分とはかけ離れた理想像を描いているという方も多いかもしれません。
ですが、自己肯定感を高める方法としてはそういった理想像はマイナスになってしまう可能性があります。
「理想がなくては向上心のない人になってしまう」と思うかもしれませんが、自己肯定感が高まると自然とその次のステップに人は進みたいと思うもの。
まずは自分自身を許容して「理想とは違うけれどこれはこれで好き」と思うことが大切でしょう。
ヒント⑩「好き」は人それぞれだと思う
世の中を見渡すと、例えばバッグ1つとっても様々な商品が揃っています。
これはなぜかというと、消費者にとってそれぞれ好きな物、必要な物が違うから。
機能的な物が好きな人もいれば、派手な物が好きな人も、手作り感のある物が好きな人もいます。
仮にあなたのことを認めてくれない人がいたとしても、それは仕方のないこと。
たまたまその人とあなたの相性があわなかったということで、どちらかが悪いということではないのです。
あなた自身が「これが私なりの幸せで、私はこんな幸せや私自身が好き」と思えればそれでOK。
きっとそんなあなたを「好き」と思ってくれる人は、世の中にいます。
ヒント⑪未来のことは考えすぎない
考えれば考えるほど不安になるのが、将来のこと。
お金や健康、暮らし、仕事のことなどキリがありませんよね。
「このままではいけない」と思う気持ちは、自己肯定感を高めることとはマイナスに働いてしまうこともあります。
特に「自己責任」という言葉が多く聞かれる世界では、「きちんと備えなくては!」という意識が先行しがちです。
ですが、未来のことを考えれば考えるほど今この瞬間の自分への自己肯定感は下がってしまうことも。
未来のためにあれこれ我慢をしすぎたり、自分自身が辛くなるほど追い込まれたり。
将来に備えることは大切ですが、今の自分を犠牲にしてまで行う必要はないでしょう。
自己肯定感を高めるなら、「きっと私なら大丈夫!」と思いながら今の自分を大切にすることも重要です。