ヒント③自己肯定感が低いことを正当化しない
自己肯定感が低い人にありがちなのが「この状態が自分自身」と正当化すること。
一見ネガティブな自分を受け入れる良い考えにも思えるかもしれませんが、自己肯定感が低い状態というのはある意味「自分をいじめている状態」に近いもの。
いじめを正当化している状態になりますので、「自己肯定感が低いそのままの自分でOK」とするのはあまり良くないのです。
もちろん、自己肯定感が低い=絶対にダメというわけではありませんが、自己肯定感が低い=高める必要もなくこのままがよいという判断はしない方が賢明でしょう。
ヒント④人間関係に上下はないと思う
自己肯定感が低い人は、相手に対し必要以上にへりくだったり自分を卑下したりしがち。
自己肯定感を高めるためには、まずは自分と相手は同じ立場ということを意識するのがおすすめです。
例えば職場では上司と部下など上下関係はありますが、それはあくまで業務上の立場だけ。
仕事を終えれば、1人の人間同士であり上下関係は無いと思えば、対等な立場で過ごせるでしょう。
相手を敬うことは大切ですが、それはあくまで礼儀上のこと。
卑屈になってまで相手を高める必要はないでしょう。
ヒント⑤相手に好かれようとしすぎない
自己肯定感が低い人は、おおむね気遣い上手です。
自分よりも相手を優先することが多いため、例えばランチに行くお店や仕事の割り振りも自己主張せず言われたままにしがち。
「自分の意見を言って嫌われたら困るから」というのがその原因のひとつではないでしょうか。
ですが、先述の通り人は平等であるべき。
ですので必要以上に嫌われることを恐れすぎず「私はこうしたい」という意見を言っても良いものなんです。
万一それで相手に嫌われたとしても、それは相手とそれだけの関係だったということ。
家族や職場の人など、なかなか縁が切りづらい相手だと勇気が出ないかもしれませんが、それでもほんの少しのところから自己主張をすることをはじめてみてはいかがでしょうか。
きっとその勇気が、自己肯定感を高めるキッカケになってくれるはずです。