アッシュ系の色は髪色の中でも人気ですが、アッシュにも様々な色味があります。灰色がかったくすんだ色味がお洒落なアッシュの色見本があれば役立ちますよね。そこで今回はアッシュ・アッシュ系の色見本や特徴などをご紹介します。サロンでのオーダーの参考にしてみてくださいね。

ヘアカラー♡アッシュ系の色とは

ヘアスタイルを見ていると必ず出てくる色名が「アッシュ」や「アッシュ系」のお色です。アッシュとは英語で「灰」のことで、そのままですと灰色のようなグレーということになりますね。

しかし、ヘアカラーで使われるアッシュやアッシュ系の色は無彩色のグレーとは異なり赤みのない色味をのせたグレー系のお色と言えるようです。

ベースは青紫などの色味をいれて、灰色がかったようなブラウンになります。

アッシュと言っても色々なカラーがある

例えば、ヘアサロンに行って「アッシュに染めたいのですが」「アッシュ系の色が良いです」とオーダーしたとしたとしても全く同じ色にはなりません。

特にカラーリングを繰り返している方がアッシュ系に染める場合は、しっかりと入れないと普通のブラウンのようになってしまいます。

何度も繰り返すカラーリングにより壊れた髪の毛のメラニン色素は、髪の毛に赤や黄味をつくりだしていくのでアッシュ系は難しいお色の1つとも言えます。

髪質や元の髪色などによっても仕上がりは変わる

元々の髪色は暗い場合には、ミルクティーブラウンのような明るいアッシュ系のカラーははっきりしたものにするのは容易ではないようですね。

その理由は、黒髪に含まれているメラニン色素です。しかし、メラニン色素が壊れる=髪の毛が茶色っぽくなるということですので

黒染めをしていない限りは、黒髪でもアッシュ系の色に挑戦することも可能なようです。また、薬剤の調整やベースカラーに混ぜる色味によって様々なアッシュの色があります。

アッシュ系の色見本をご紹介!

アッシュ系の色がおしゃれ!色見本から好きな色を選ぼう!
(画像=『lovely』より引用)

大人気のアッシュ系。流行の色味なので試してみたいという人も多いはず。

各色見本でイメージしてみてくださいね。あなたにはどれが似合いそう?!

暗めのアッシュ:アッシュベージュ

まず最初にご紹介するのが、暗めのアッシュやアッシュ系のカラーの色見本です。

暗めのアッシュと言っても色々なカラーがあるので、どんな色味があるのかの参考にしてみてくださいね!

そのサロンや写真によって、おなじカラー名でも微妙に違ってくるので、色見本をみながら相談してみることをおすすめしますよ。

素の黒髪の色を生かしながらも、オレンジ系の色味を消すことでグレーがかったお色に。アッシュ系と言うと、明るいブラウン系のくすみカラーをイメージしますが、このようなアッシュベージュは落ち着いた大人の雰囲気ですね。

暗めのアッシュ:ピンクアッシュ

こちらのアッシュはこれから春にかけてトライしてみたいピンクカラーです。

茶髪のような赤みではなく、ベースで赤みや黄味を消しながら、ピンクカラーを入れているのでアッシュの上に薄っすらピンクがのっています。

暗めのアッシュ:グレージュカラー

アッシュにグレーがかったベージュカラー「グレージュ」を入れた落ち着いたヘアカラー。

アッシュグレーは、もっと灰色がかった色味もあります。アッシュにグレーを混ぜることでブリーチをしなくても透明感がでますし、落ち方も汚くならないのが特徴です。グレーと青をミックスしたお色です。

とことんアッシュにこだわったグレージュ

かなり暗めの灰色アッシュです。グレージュといっても、灰色感が強いアッシュは大人の女性にも人気があります。

こちらは、ハイライトを太めに入れることで立体感をだしています。

暗めのアッシュ:パープルアッシュ

暗めのアッシュとはいっても地毛を生かすだけのナチュラルなカラーばかりではありません。グレージュにパープルを混ぜて灰色を強めにだしたカラーもあります。

こちらは、その上にグラデーションカラーとハイライトをプラスしています。

明るめのアッシュ:シフォンベージュ

アッシュ系は灰色をベースにしていますので、くすみ感が魅力です。

こちらのシフォンベージュアッシュは、そのくすみを少しさじ加減して、明るさのある透明感カラーに仕上げています。絶妙なお色ですね。

グレージュでも明るめカラーも♡

透明感のあるアッシュ系のグレージュが綺麗ですね。

こちらは、細くハイライトを入れて奥行き感をだしていて、外国人風の立体感のあるヘアカラーになっています。

明るめのアッシュ:オリーブアッシュ

緑がかったアッシュは、これから春に向かうヘアカラーにぴったりです。

ダブルカラーをほどこすとこのようなオリーブアッシュの色がでます。アジア人の肌色にもなじみの良いオリーブ系アッシュはトライしてみたいですね。

アッシュ・アッシュ系にぴったりなヘアスタイルはこれ!

アッシュ系の色がおしゃれ!色見本から好きな色を選ぼう!
(画像=『lovely』より引用)

髪色によって、似合う髪型としっくりこない髪型があるものです。

お気に入りのアッシュカラーを見つけたら、あとはヘアスタイルですね。あなたの髪色にベストマッチなヘアスタイルで、友達に差をつけちゃいましょう。

ボブスタイルに:6トーンのアッシュブラウン

ミディアムヘアからボブやショートなどをエレガントに魅せてくれるのが6トーン(暗めの)アッシュブラウンです。

6トーンまで暗くすれば、成人式など学校や会社関係の行事にもOKですよ。髪色のレベル(トーン)は明るさのことですが4~6レベルまでは、日本人の自然な地毛の色のトーンなので染めているかな?くらいの明るさです。

ロングにぴったり:明るめミルクティーグレージュ

ミルクティーベージュやグレージュは暗めでも明るめでも人気のあるカラーです。小嶋陽菜さんのようなウェーブの肩下ロングヘアにもぴったりですよ。

こちらのヘアカラーもブリーチを使ったあとにミルクティーのようなアッシュをいれています。

切りっぱなしスタイルに:ホワイティアッシュ

毛先をパツンと切った切りっぱなしスタイルや、レイヤーがあまり入っていないセミロングに。ホワイトカラーのアッシュは軽快な印象を与えてくれてお洒落です。

こちらはミルクティーのような色味のホワイティアッシュですが、もっとシルバーがかった色味もあります。やはり、ブリーチをすると美しく発色するカラーです。

レイヤーストレートに:ナチュラルベージュアッシュ

ストレートなヘアスタイルを楽しむなら、レイヤースタイルがおすすめです。ストレートレイヤーにもナチュラルなベージュアッシュにすれば垢抜けた印象に。

ブリーチが必要かどうかはサロンで確認してみてくださいね。

ボーイッシュなショートに:ピンクバイオレットアッシュ

ボーイッシュで動きのあるショートはクールでかっこいいですよね。

そんなショートに女性らしさをプラスしたければ、アッシュにピンクバイオレットを混ぜたピンク系のカラーにしてみませんか?